ご家族や園児に囲まれて、玉川の丘の一員に。幼稚部入園式で、今年もたくさんのお友だちが仲間になりました。

幼稚部の入園式が4月5日（金）、University Concert Hall 2016内のMarbleにて開催されました。
新入園児の保護者の皆さんだけでなく、年中・年長組の児童も参加。皆で新しい玉川っ子を出迎えます。

司会を担当する5年生の伊藤彩夏さんによる「ただいまより令和6年度、玉川学園Primary Division幼稚部入園式を始めます」という開会のあいさつで、式は幕を開けました。
新入園児紹介では、担任の先生から名前を呼ばれるとお父さんやお母さんに手を引かれながらステージの中央に進み、「はい！」と返事をします。大きな声で答える子もいれば、少し恥ずかしそうな表情の子もいます。そんな一人ひとりに、会場から温かな拍手が送られます。

「今日から皆さんは玉川っ子です。玉川っ子には三つの約束があります。きれいな心、よい頭、つよい体の三つです。玉川っ子同士、仲良くしましょう。そして幼稚部ではたくさんのお話を聞きます。それから運動です。元気いっぱい走り、泳ぎましょう。みんなが素晴らしい人になってくれることをお父さん、お母さん、そして先生たちも楽しみにしています」と、小原学園長は新入園児たちに優しく語りかけました。そして保護者の皆さんに対しては「子どもたちはこの丘で何かを見つけます。それは新しいことへの好奇心です。そして心を満たす出会いが、この丘にはあります。どうぞ子どものそうした出会いを、親子で共有してください」と語った上で、大学まで続く親の教育責任にも言及しました。その上で「今日からきれいな心、よい頭、つよい体の玉川っ子となることを約束してください。今日は入園おめでとう」と、園児たちの入園を祝いました。

続いて、5年生の荘司高大君によるお祝いのことばがありました。自身も幼稚部出身である荘司君は「幼稚部に入ると、外で遊ぶことや自分で考えること、たくさん食べることなど、大好きなことがたくさん増えました」と当時を振り返りつつ、「幼稚部で出会った友だちは、今も僕の大切な仲間です。これから初めてのことばかりでドキドキすることもあるかと思いますが、きっと先生や友だちが助けてくれます。皆さんも大好きなことをたくさん見つけて、楽しい毎日を過ごしてくださいね」と、新入園児たちに語りかけました。お祝いのことばに続き、年中組・年長組のお兄さん、お姉さんから「幼稚部に入ったらね」の歌のプレゼントがありました。

最後に校歌の合唱を行い、入園式は終了しました。新たに加わった、玉川っ子の小さな仲間たち。この丘で走り回り、歌い、思う存分楽しい毎日を過ごしてください。