幼稚部の教育

幼稚園は、子供たちが出会う初めての「学校」です。義務教育に連続する大切な教育機関です。ここで経験する豊かな「幼児期」こそ、人生にとって最も重要な「生きる力」を育む土台となるはずです。子供たちが毎日出会う出来事の中には、リアリティーのある「発見」「葛藤」「納得」「感動」などが無ければなりません。子供たち一人ひとりが「よりよく生きるためのエネルギー」と「よりよく生きるための学び」が、そこに生まれるからです。
玉川学園幼稚部は、リアリティーのある本物の環境を整えています。主役である、自ら育とうとしている唯一無二の個性を持つ子供たちに、全人教育という価値観のもとで、意図的に、組織的に、効果的に教育を行います。幼稚園から大学院までが一つのところにあるメリットを生かし、玉川学園の人と施設と環境すべてが、子供たちに良質な学びを提供します。玉川学園幼稚部で展開される毎日の生活=「遊び」は、「学び」です。

幼稚部長 須田 忠

きれいな心 よい頭 つよい体

「玉川っ子の3つのやくそく」は創立以来、幼稚園生や小学生にとっての指標になっています。毎日の生活を通して、礼拝を通して、遊びを通して、集団での活動を通して学びます。自立から自律にむけてのたゆまぬ教育が進められていきます。

幼稚園は「学校」

幼稚園は、子供たちが出会う初めての「学校」です。それは、義務教育に連続する教育機関であることを意味します。玉川学園幼稚部では、義務教育につながる「生きる力」が一人ひとりに十分芽生えるよう、唯一無二の個性に視点をあてながら、同時に全人教育という共通の価値観の基で、意図的に、組織的に、効果的に教育を行います。

多様で調和的な活動の重視

幼稚部では、子供が「子供ならではの生活」を送ることができるように環境を整えています。すなわち、子供自身が育っていく時間と仲間と空間を、遊びの中に多様に、かつ調和的に十分提供できるようにしています。この環境に、子供が自発的にかかわっていくことを何よりも大切にします。そして、子供たちは「意味のある経験」を積み重ねていきます。

キャンパスすべてが学びのフィールド

幼稚部の子供たちの生活は遊びが中心です。玉川学園のキャンパスに点在する幼稚園から大学院までの人材や施設すべてが、子供たちに良質な学びを提供するフィールドです。最先端のテクノロジーに触れる体験から額に汗する畑での栽培体験まで、子供達は、そのメリットを存分に活かしています。