高等部ラグビー部の12年生(高校3年生)5名が、「KOBELCOカップ第10回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」で関東代表として出場し、優勝!

2014.08.11

8月3日(日)に菅平高原サニアパークで開催された「KOBELCOカップ第10回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」に高等部ラグビー部の生徒が関東代表として出場し、見事優勝しました。
この5人は、今年3月に実施された関東地区の予選大会に東京代表として出場し、優勝。活躍が認められたため、全国大会の関東ブロック代表メンバーに選出されました。
メンバーに選出されたのは、12年生(高校3年生)の板垣悠太(いたがき ゆうた)さん、神谷紘太郎(かみや こうたろう)さん、中川真生哉(なかがわ まおや)さん、西田航平(にしだ こうへい)さん、ハンセン平(はんせん たいら)さんです。

今回、この5人に大会出場した感想を聞いてみました。

高等部ラグビー部主将の中川さん(写真左から2番目)は、「新しい仲間と出会え、最高のプレイができてよかったです。最初はなかなかチームワークを発揮できませんでしたが、予選大会での練習や遠征試合で食事を共にしたり、一緒に泊まったことで少しずつうちとけた気がします。」大変だったことは、「個々の学校で取り組んでいることが異なるため、切り替えていくのが最初は大変でした。でも、みんなで絶対に勝つ!という気持ちが強かったためすぐに慣れました。」と話してくれました。

西田さん(写真右から2番目)は、「別の学校の生徒と同じチームのメンバーになることは新鮮でしたが、少し人見知りの私にとってチームになじむか最初は不安でした。練習を重ねていくうちに、いつの間にか他校の生徒とのコミュニケーションが増えました。」と教えてくれました。「全国大会は特に九州ブロックと近畿ブロックは強豪で、実力はもしかしたら向こうのほうが上かもしれないとまで思えるくらいでした。でも、このチームは、ラグビーが好きでたまらない人達が集まっています。そして苦しい場面でも声を出し合い、気持ちを入れ替えたことで“皆の勝ちたい気持ち”がこの結果につながったと思います。」と話してくれました。

神谷さん(写真右端)は、「このチームでは皆の意識が高く、自分のモチベーションがあがってきました。積極的な気持ちになり、のびのびとプレイできました。」神谷さんはプロップというポジションでスクラム※の中心人物。「スクラムは複数の選手が一つになってぶつかり合うもので、各校の“色”が異なったため『選抜チームオリジナルのスクラム』を作り上げていくのが大変だった」と教えてくれました。

 ※スクラムとは、軽微な反則があった場合や、ボールに選手が密集してしまい収集がつかなくなった場合のリスタートに使う手法の一つです。
 
板垣さん(写真左端)は、「僕はバックスというポジションでほかの4人のフォワードとは違うポジションでした。他校の選手が多いので、皆でバックスのサインを考えました。お互いの意見を聞くことで、自分には考えつかない発見があり、いままでなかった考え方を取り入れることができました。今回はフルバックという普段と異なるポジションでしたが、試合を通して、自分の持ち味が発揮できるのはこのポジションなのかもしれないという新たな気づきもありました。」

東京都選抜チーム・関東ブロック代表チームで主将として活躍したハンセンさん(写真中央)は、楽しかったというより苦労が多かったといいます。「選抜チームの主将として皆をまとめるのが大変でした。選抜チームのため、自分の学校では主将の選手もいます。その中でリーダーシップを発揮していくにはどうしたらいいのかとキャプテンとしての在り方を考えました。試合や練習を重ねていくうちに、『僕はここをやる、君はここが得意だからここを任せたぞ』というような具体的な指示を出し、実践することでお互いの信頼関係が生まれました。主将として、全員のプレイを支えるように心掛け、皆の力が発揮できるよう動きました。チームとしてのカラーがないことにも気づき、一人ひとりが“挑む”という気持ちを込めた『チャレンジャー』という言葉を打ち出しました。皆がチャレンジャーとして自分の役割を全うした結果、いいプレイができました。自分にとって、その瞬間が嬉しかったと同時に楽しかった。」と主将ならではの苦労も語ってくれました。

他校の選手と取り組んできた彼らは、この大会を通して一回りも二回りも大きくみえました。そんな彼らに今後の抱負を聞いてみました。

主将の中川さんは、「僕のラグビーのモットーは、自分の強みを最大限に出せるようにすること。それがみんなに貢献できることにつながるはず。みんなについてきてもらえるようなプレイをし続けたいです。」と語ってくれました。

西田さんは、「選抜チームで学んだ『声を出してモチベーションを維持していくこと』を部のプレイにも活かしたいです。この5人のメンバーが中心として盛り上げていけばきっと苦しいことも乗り越えられるはず。秋の大会をしっかりやっていきたいです。」と語ってくれました。

神谷さんは、「選抜チームで自分が学んだことを広げていきたいです。消極的ではなく積極的にプレイしてチームを盛り上げていきたい。自分たちがやってきたことを発揮できるよう取り組みたいです。」と話してくれました。

板垣さんは、「ラグビー選手なら誰もが憧れる花園。その舞台に玉川学園として出られるよう頑張っていきたい。まずは秋の大会で昨年先輩たちと打ち出した『東京都第二地区ベスト4』を勝ち取り、先輩たちを越えていきたい。そのためには今回学んだことをしっかりと部に伝えていきたい」と語ってくれました。

ハンセンさんは、「やはり秋の大会で昨年の先輩方と肩を並べて同じ舞台に立ちたい。楽しいラグビーができれば勝利につながるはずです」と語ってくれました。

5人から、次の大会への熱い思い、真剣なまなざし、そしてたくましさを感じさせられました。

これから実施される秋の大会には、玉川学園ラグビー部として大会に臨みます。選抜チームで成長した彼らが中心となり、さらに団結力を強めたチームへと変化させてくれるでしょう。玉川学園ラグビー部の活躍をどうぞご期待ください!