2008年・秋 スポーツの秋?

ますます秋も深まってまいりました。もう冬の気配も漂う今日この頃ですね。食欲の秋を通過して、「なんだか体が・・・運動しようかな?」なんて考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

パソコン操作を一日中する仕事をされていたり、携帯電話で四六時中、情報収集やメール交換などをしていたり、便利な移動手段があったりと、昔に比べると現代人は「じっとしている環境」がそろってますね。それに伴い、あまり普段から使わない、凝り固まった筋肉を突然「使おう!!」と思って行動に移すと、さて・・・どうなるでしょうか?

そのような状態で急激に運動をはじめると、筋肉痛がおこります。これは(1)運動中または運動後すぐに痛みを感じる筋肉痛、(2)運動後2、3日たってから現れる筋肉痛の2種類に大きく分けられます。前者(1)は、運動(筋収縮)による代謝産物(乳酸ほか)が過度に蓄積し、痛みをおこしたりするのが一因と考えられます。また、(2)は、運動により筋肉の筋繊維に小さな傷ができ、炎症反応が起こり痛みを感じます。その後の筋肉の回復は、普段から運動を行っている人に比べると、普段運動を行っていない人は、かなり時間を要するそうです。

また、関節などに負担がかかると、脱臼を起こす場合があります。ただ「肩を回しただけ」という運動でも、関節がはずれてしまう場合があり、そして一度完全に脱臼を起こすと、関節が外れないように支えている関節の膜が損傷します。関節が元通りに修復できれば痛みもおさまり、関節も動くようになりますが、修復できても、この関節の膜が伸びていることが多く、同様の力が加わると、また関節は外れてしまうことがあります。(習慣性になる)

関節への負担という意味ではもう一つ、現代人の問題でもある「肥満」。もちろん体重減量に運動は必要ですが、重い体でいきなり無理な運動を始めると、関節・腰部に多大な負担がかかります。

スポーツを楽しんで減量するつもりが、「筋肉・関節がいたくて(腰がいたくて)前より動けなくなっちゃった(泣)・・・。」なんてことにはならないように、運動前には準備体操をして、無理のない軽い運動から始め、習慣化してエネルギー代謝を高め、関節に負担のない減量を心がけましょう。まずは、仕事や勉強の合間に、軽いストレッチはいかがですか?