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イコン(聖像画)

フェオドロフスカヤの聖母

イコンはギリシャ語の「エイコン」(像)が変化した言葉で、主として東方正教会で崇拝されているテンペラ技法を用いた板絵の聖画像をさします。イコンには、キリスト、聖母、聖人があらわされたもののほか、キリストや聖母の生涯、聖人伝など聖書の一場面、また複数の場面で構成されたものなどがあります。

玉川学園は創立とともに礼拝堂を建て、幼稚園から大学まで礼拝の時間を持っています。この宗教教育は、キリスト教精神に基づいてはいますが、一宗一派にとらわれることなく、神という絶対者を知り、神を敬愛する心を養うことを目的としています。

イコンの収集には創立者小原國芳が、「私は美術品という立場よりも、信仰の燃える立場から欲しくてたまらぬのです。宗教教育にはいろいろが必要なのです」と購入を即断しました。優れた聖母子像を鑑賞することで、子どもたちは素直に聖母の慈愛の心を理解し、聖母への敬愛の気持ちを持つようになる、との教育信念からでした。そして現在、玉川大学教育博物館には、71点のイコンを所蔵し、ほぼ体系的な収集を完了しております。

イコンは常設展示で約20作品を公開しています。なお、企画展などで展示替えをすることがありますので、公開日程をホームページの「利用のご案内」かお電話でご確認ください。

(第二展示室)

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