片岡京二展

2000.01.17

会期・会場:
2000年1月17日~2月8日
玉川大学教育博物館
2000年4月21日~5月21日
呉市立美術館
主催:
玉川大学教育博物館・呉市立美術館

このたび、玉川大学教育博物館と呉市立美術館の共催で、片岡京二の画業を紹介する展覧会を開催いたします。
京二は明治詔年に広島県呉市で父亀次郎、母トキの間に次男として生まれました。彼は幼少の頃から絵を描くのが好きで、明治45年に京都市立美術工芸学校絵画科予備科で1年間絵を学びました。その後中学を卒業するために広島にもどりますが、大正5年には再び京都市立美術工芸学校絵画科へ入学し、本格的に絵を学んでいます。大正9年に学校を中退して上京し、画家として活動をはじめ、個展、同人展の開催や帝展へ出品するなどして活躍し、当時は気鋭の若手作家として世の注目を集めました。しかし、束縛の多い画壇やそこに群がる人々との関係に嫌気がさし、昭和7年の第13回帝展以後、画壇を離れてしまいます。それからはどこにも所属せずに、絵本や児童書などの挿絵を描いたりして、制作活動を続け、94歳で没しました。
京二は晩年、玉川大学教育博物館に作品の寄贈をし、さらに亡くなった後に関係者の尽力で作品をはじめ、日記、写真、スケッチブック、画材、スクラップ帳、葉書など、あわせて320点の資料が同教育博物館に寄贈されました。今回の展覧会ではそれらの作品や資料の中から、片岡京二の追求した世界にふれることができるものを選び、展示を構成いたしました。
最後になりましたが、この展覧会の開催にあたり、快くご協力くださいました関係者の皆さま方に心からお礼申し上げます。