多くの思い出を育んだ旧高等部校舎が解体されることに。工事の無事を祈り、安全祈願祭が執り行われました。

2016.07.12

玉川学園の教育の大きな特徴ともいえる「K-12一貫教育」がスタートしたのは2006年です。同時に、記念グラウンドの隣に建つ高学年校舎が誕生しました。それまで高等部の生徒たちは、大グラウンドの上に建つ校舎で学んでいました。この旧高等部校舎が使用されなくなってすでに10年が経ちますが、この度、本部倉庫(明倫塾)・大学彫塑室(高等部金工室)と共に解体される運びとなり、6月29日(水)に工事の無事を願う安全祈願祭が執り行われました。

安全祈願祭に出席する学園関係者が、続々と旧高等部校舎の前に集まってきます。1966年に建てられたというこの校舎。地上5階建てのその外観は、竣功当時はとても近代的だったことでしょう。この校舎で学んだことのある職員も多く、感慨深げにその佇まいを眺め、思い出話に花が咲きます。

こうした中、安全祈願祭は熊野神社の池田宮司による修祓で始まりました。神事が滞りなく行われた後、関係者代表による挨拶がありました。最初に小原芳明理事長が「私が玉川学園の高校生だった頃は、この校舎の一つ前の、木造校舎で学んでいました。誰にとっても高校生の頃は思い出多き時代で、この校舎も多くの思い出を育んだと思います。けれどもこの場所も、次の建物へとその役割を託す時代に来ています。そのための地ならしを行わなければいけません。建物の解体は建造とは異なり、想定できない危険もあると思います。ぜひ安全に、作業を進めていただきたいと思います」と話しました。
この後、池田宮司と小原理事長、そして工事関係者によって清祓いが行われ、各建造物の四隅に米、塩、お神酒が撒かれ、安全祈願祭は滞りなく終了しました。

旧高等部校舎・本部倉庫(明倫塾)・大学彫塑室(高等部金工室)が解体された跡地の活用法は、現在は検討中です。今後このエリアに次の時代にふさわしい玉川学園を象徴するような施設が、この場所に建設されるかもしれません。