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特別講座「サマースクール」開催 多彩な体験型講座から自分で選んで参加

2016.08.15

夏休み直前の7月25日(月)から27日(水)までの3日間、幼稚部生と1~4年生を対象とした「サマースクール」が開催されました。今年の講座総数は110を数え、幼稚部の園児は18講座に参加できます。今回は、幼稚部の園児たちが参加して、思い切り楽しんだ講座にスポットをあて、その一部を紹介します。

興味の芽を育てるバラエティあふれる講座

幼稚部園児に用意されているプログラムは、身体を動かすスポーツ系では「チアダンス」「ヒップホップ」「デンマーク体操」「サッカー」、親子で参加する、手を使っての工作系では「消しゴムハンコ」「髪飾り作り」「絵本カバーでエコバッグ作り」があります。さらに新しく加わった「ぬいぐるみおとまり会」とプラネタリウムを使った「夜空動物園を探検しよう!」もとてもユニークな講座です。

サマースクール開催の目的の一つは、園児の興味や関心の芽を育てることです。園児は多彩な講座から、気になるもの、意欲をそそられるものを自由に複数選び参加します。なかには年少から年長、1-4年生まで一緒に参加する講座もあり、異年齢交流のきっかけにもなります。

講師は、玉川学園の先生方をはじめ、「本物にふれる」ことを大切にして、それぞれの分野の専門家が務めています。園児たちの興味をそらさず、講座の終了時には、満足感や達成感が感じられるきめ細かな指導を行います。

では、いくつかの講座を紹介します。

サッカー教室

サッカーの指導をするのは、玉川学園がオフィシャルスポンサー契約を結び、子供のサッカー指導にも積極的に取り組んでいるFC町田ゼルビアの元選手などのコーチングスタッフです。
参加したのは年中、年長、1年生合わせて十数名。近年の女子サッカーの人気もあり、女子園児も参加しています。まずはボールに慣れることから始め、パスやドリブルの基本を学びました。園児たちはすぐにコーチとも仲良くなり、グラウンドを縦横に走り回りはじめ、歓声を上げます。パスを受けてのシュート練習も真剣そのもの。ゴールを決めると、からだ全体で喜びます。最後は1年生とともにミニゲームを楽しみました。

チアダンス

高学年のチアダンス部「GLIZ(グリッツ)」、大学のチーム「JULIAS」が国内外の大会で好成績を収めており、チアダンスは玉川学園で活躍しているスポーツの一つです。
講座には指導者に加えて、10~12年生のGLIZのメンバーもボランティアとして参加しました。その一人は「みんなに楽しんでもらおうと、考えながら動いたのはとてもいい経験になりました」と答えてくれました。
保護者が見守るなか、園児たちはポンポンを両手に持ち、元気よく踊ります。だんだん難しい動きもスムーズになり、講師の「笑顔で!」の声にも、素敵な笑顔でこたえていました。

ヒップホップ

2012年から中学校の授業でダンスが必修となり、ダンスに興味を持つ子供たちが急増しています。
サマースクールでは、従来のチアダンスに加えて、ヒップホップダンスの講座を初めて開催しました。年少から1年生の40名近い子供たちが参加し、大変な人気となりました。卒業生でもある講師の指導のもと、足じゃんけんのグー、チョキ、パーをヒップホップの軽快なリズムに合わせて練習します。みんなのステップが少しずつ合ってきたところで、今度はテンポアップ。リズムについていこうと子供たちは一生懸命ステップを踏み、ダンスを楽しみます。目を輝かせて振り付けやステップを覚えようとする姿は、好きなことに集中する楽しさに満ちていました。

消しゴムハンコ

「髪飾り作り」や「絵本カバーでエコバッグ作り」と同じく、親子で参加する講座です。消しゴムにつまようじなどで模様をつけて自分のオリジナルなハンコを作り、いろいろなものにペタペタ押してみます。
大勢の仲間がいる場所で、親子の共同作業をするのは、家庭のなかとは少し違って、お母さんあるいはお父さんと一緒に工作に取り組む園児たちは、とても楽しそうです。
ハンコ作りだけでなく、紙コップの口に輪ゴムを張り、もう一つの紙コップを押し込んで手を放すとピョンと飛び上がる遊びにも、園児たちは大喜び。また、夏祭りをイメージしたスノードームを作る園児など、思い思いの工作を楽しみました。
教室には5-12年生までの生徒がボランティアとして参加し、熱心に園児たちのサポートをしています。「幼い子供と一緒にいるのが好きだから、ボランティアはとても楽しいです」。11年生の一人は「私もこんな経験がしたかった。楽しかっただろうなとちょっとうらやましい気持ちです」と感想を語ってくれました。

ぬいぐるみおとまり会

お気に入りのぬいぐるみを学園におとまりさせて、その夜、ぬいぐるみがどんな体験をしたかをスタッフから聞き、想像力をふくらませるユニークな講座。アクティブ・ラーニングの拠点となっているマルチメディアリソースセンター(MMRC)で行われ、講師は同センターの専門スタッフです。
サマースクール初日に、お気に入りのぬいぐるみを抱えた園児たちがMMRCに集まってきました。マルチメディアシアターでは、『ねえ、どっちがいい?』という絵本の読み聞かせが始まりました。お話を聞きながら、それぞれに自分が好きなものを言います。自分で考えて答えることで、園児たちの想像力を刺激していきます。
そしてぬいぐるみを自分の手で寝かせて帰宅。2日後に、ぬいぐるみが夜、玉川学園でどうやって過ごしていたのか、MMRCのスタッフが写真を見せ、おはなししてくれました。園児たちはぬいぐるみが過ごした夜に大きく想像力をふくらませました。

いつもと違う経験へのチャレンジ―櫻井利昭幼稚部長

サマースクールの魅力は、普段の日常生活とは違う時間を経験することです。決められたプログラムではなく、たくさん用意されている講座のなかから園児自らが気に入ったものを選んで参加できます。いつもと違う教室に、初めて会う先生(講師)がいる、中学年・高学年のボランティアのお兄さん、お姉さんがいる…。その環境で動いたり、作業したりすることは、園児にとっては大きなチャレンジであり、何かを得る機会です。サマースクールの経験は、視野を広げるとともに、興味の芽を育てるきっかけになります。
講座は、基本的に先生方が生徒たちに経験させたいと思うことを選んでいます。幼稚部から大学まで、いろいろな先生が参加しています。
1990年代後半のことですが、アメリカのサマーキャンプを見学した際、子供たちが自由にプログラムを選んで参加しているのを見て、とても新鮮に感じました。「やってみたい」と思ったプログラムに、自分の名前を書いてエントリーしていました。ここに大切なチャレンジがあると思います。そして、このサマースクールの「自由に選んで楽しんだチャレンジ」が将来何かを判断し一歩踏み出す時に役に立ってくれることを願っています。

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