知識と道徳観を兼ね備えた社会人となるために。玉川大学の入学式が行われました。

2017.04.20

前日までの冷たい雨も上がり、穏やかな陽気となった4月2日(日)。玉川の丘の桜が少しずつ咲き始めたこの日、玉川大学の入学式が執り行われました。午前は文学部・農学部・経営学部・芸術学部・文学研究科・農学研究科・マネジメント研究科・芸術専攻科・編入学(経営学部・芸術学部)、そして午後は工学部・教育学部・リベラルアーツ学部・観光学部・工学研究科・教育学研究科・脳科学研究科・編入学(工学部・教育学部・リベラルアーツ学部)という二部構成でした。

心を整えるよう、玉川大学管弦楽団による奏楽で入学式は幕を開けました。入学生紹介に続き、小原芳明学長からの訓辞がありました。「今日は入学おめでとう。大学とは、将来を見据えて学修する機会です。学問の道は厳しいものですが、積極的に努力を積み重ねることで学問成就となります。今日から始まる大学での学修で、目標を掲げて取り組むことを期待します。英語でIDEALSは人生の究極的な目標を意味します。諸君も目標としてこのIDEALSを掲げてください。情報技術の発達により20世紀とは比較にならないほどの速さで知識が生産されています。温故知新とあるように最先端の知識や技術のもとである基礎基本を学び、修練してください。そして君たちが輝く存在となるためにも、常に知的好奇心を持ち、論理的に真理を求めてください。その上で重要となるのが倫理です。知識を活用する目的や方法を正しく判断する道徳があってこそ、初めて知識は社会にとって有益になります。専門知識や最先端の技術だけではなく、社会人として学士に相応しい倫理観を修得してください。大学には多くのチャンスがあります。そのチャンスを活かして、学問・倫理・美的価値・宗教・そして健康と安全、すなわち真・善・美・聖・健・富の6つの価値観を極めてくれることを期待します。今日は入学おめでとう」。

そして新入生全員が起立し、代表学生による宣誓が行われました。「私達新入生一同は、玉川大学の建学の精神をよく理解し、あらゆる教育活動に積極的に参加し、厳しい学問研究に励み、自分自身のなすべき義務を自覚し、絶えず自己研鑽に努めます。また、玉川学園の上級生として、園児、児童、生徒の良き手本となるよう、常に良識を持って行動し、学則並びに学修上、学生生活上のルールを遵守して、学生の本分を全うすることを、ここに誓います」。

こうして今年も、玉川の丘に新たな玉川大学生が誕生しました。新入生たちはこの日、入学式だけでなく、英語のプレースメントテストや学部ごとのガイダンスなども受け、学生生活がスタートしました。今の彼らは、まさにこの日の桜のように、つぼみがほころび始めたところです。これからの日々を通して、一人ひとりが大きな花を咲かせることを期待しています。

人生の究極的な目標「IDEALS」

これからの社会で求められるグローバル人的資源(Global Human Capital)に求められるさまざまな資質。それらを総称して、IDEALSと呼んでいます。

I:International perspective/物事を世界観でもって展望できる資質
D:Democracy/グローバル経済や政治で欠かせない民主主義思考
E:Environment/持続的経済発展のための環境保護
A:Adventure/失敗を恐れない開拓者精神
L:Leadership/他人に依存せず、先頭に立つ気概
S:Service/公のために貢献できる気持ち、心構え

真・善・美・聖・健・富の6つの価値

玉川学園が掲げる全人教育の理念。人間形成において真(学問)・善(道徳)・美(芸術)・聖(宗教)・健(健康)・富(生活)という6方面の人間文化を調和的に豊かに形成することをめざしています。