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親も子供も参加し、全員で楽しむ。1~4年生の運動会が開催されました。

2017.05.19

玉川学園では幼稚部から大学までが合同の体育祭を秋に行いますが、K-12の各ディビジョンでも運動会を実施しています。4月29日(土)の昭和の日に、1~4年生の運動会である「親と子と先生の 第61回 春の運動会」が行われました。全学年の児童が赤組と白組に分かれて、優勝をめざします。そしてこの運動会には幼稚部の園児も参加しました。

青空の下、児童と保護者の皆さんが続々と記念グラウンドに集まってきます。司会進行を担当する4年生児童の「これから、低学年運動会を始めます」という英語を交えたアナウンスで、運動会は幕を開けました。
最初に教育部長の後藤先生からお話がありました。「我々の競争相手は、無限大の青空、確乎不動の大地。これは小原國芳先生が体育祭の時にお話になるメッセージです。この大空の下で、広いグラウンドで、敵味方関係なく、全力で運動に取り組んでほしいという想いが込められています。今日は赤組も白組も、お父様お母様も、全力で頑張って素敵な一日にしましょう」。そして国歌斉唱、優勝カップの返還の後に、4年生児童による選手宣誓が行われました。「宣誓! 僕たち玉川っ子は、この大空の下で、運動会ができることに感謝の気持ちを持ち、お父さん、お母さん、先生方と心を一つにし、一人ひとりがいつもの百倍の力を出して、正々堂々、競技することを誓います」。その力強い宣誓に、観客席から大きな拍手が寄せられました。


かけっこ

こうして各競技が始まりました。まず最初に行われたのは『かけっこ』です。幼稚部の年長の園児から4年生までの全員が、ゴールをめざして走ります。かけっこの決勝で学年1位となった児童は名前を呼ばれ、後藤先生と握手をします。児童たちは少し誇らしげです。また、この運動会は「親と子と先生の」とあるように、お父さん、お母さんも参加し、綱を自分たちの陣地に引き込む『綱奪い』では白熱した展開となりました。また、各クラス対抗で行われる『玉入れ』にも、お父さんとお母さんが児童と一緒に取り組み、グラウンドからは大きな歓声が上がりました。
午前中のクライマックスともいえるのが、『連続長縄跳び』です。各クラスの児童が順番に大縄を跳んでいき、5分間で何回跳べるのかを競う種目です。この日のために、各クラスで練習を重ね、コンビネーションを高めてきました。大綱を回すことに集中するためでしょうか、この種目のときだけは音楽も流れません。そして学年が上がるごとに大綱を回す速度も速くなり、流れるように跳んでいきます。この種目は5年生以上の有志も参加することができます。真剣に取り組んだ思い出深い種目だからでしょう、数多くの生徒たちが参加していました。

綱奪い
玉入れ
縄跳び
選抜リレー

昼食を挟んで午後の部では、まず『大玉送り』が行われました。この種目は全学年の児童とお父さん、お母さんが一緒になって大きな玉を転がしていきます。残念ながら好成績とはならなかった赤組の児童たち。そんな児童たちを、司会進行の森山先生が鼓舞します。
その後、『選抜リレー』が行われ、いよいよ最後の種目、『綱引き』です。児童はもちろん、この種目もお父さん、お母さんが参加します。児童の綱引きが終わると、一斉に観客席からグラウンドへと降りてくるお父さん、お母さんたち。大玉送りのリベンジとばかりに続々と赤組側から参加者が。負けじと白組からも参加者が増えていきます。観客席からは児童たちの「あーか! あーか!」「しーろ! しーろ!」の大合唱。負ける訳にはいかないこの戦いは、この日一番の盛り上がりに。ここでは赤組が勝ち星を伸ばし、閉会式での結果発表を待つのみとなりました。

大玉送り
綱引き

閉会式では後藤先生から結果発表があり、僅差で白組の勝利となりました。「赤組も白組も、本当によく頑張りました。勝った白組は嬉しいですね、負けた赤組は悔しいですね。でもこの気持ちも、頑張ったからこそ味わえるものです。この気持ちを忘れずに、また明日から頑張っていきましょう」と、子供たちの頑張りをねぎらいました。
こうして初夏の一日の運動会は無事に終了しました。この日に向けてクラスみんなで練習をしたり美化労作をしたことも、きっと良い思い出です。また一生懸命競技に取り組むいつもとは違うお父さん、お母さんの姿を見ることもできました。帰宅してからも、この日の出来事が話題に上ったに違いありません。誰もが力を出し切ったことで、今年も忘れられない素晴らしい運動会になりました。

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