小学部や大学の実技実験棟として使用されてきた校舎が解体されることとなり、安全祈願祭が執り行われました。

2017.10.06

現在玉川学園では、キャンパスマスタープランに基づき、さまざまな場所で施設の建て替えなどが行われています。これは耐震化率を向上させ、安全で安心なキャンパスをめざす取り組みでもあります。その一つとして、これまで小学部校舎として、さらに教育学部などを中⼼に利用されてきた第2実技実験棟が解体されることになり、9月13日(水)に安全祈願祭が執り行われました。

古い校舎や建築物が残る玉川学園ですが、第2実技実験棟も長い歴史を誇る校舎です。もともと1943(昭和18)年にこの場所に設置されたのは、学生が寝食を共にする晴嵐塾でした。この晴嵐塾が火事により焼失したのち、1950(昭和25)年、同じ場所に⽣徒や学⽣の労作により、⼩学部校舎が建てられたのです。改築を重ね、⼩学部が別校舎へと移転した後は、第2実技実験棟としてリトミックや理科演習、調理実習などが⾏われてきました。こうした実習も、数年前からはFood Science HallやUniversity Concert Hall 2016といった新施設で⾏われるようになり、さまざまな思い出が詰まったこの校舎も、役目を終えることになりました。

爽やかな秋空の下、関係者が続々と集まってきました。宮司によって神事が執り行われ、参加者全員で⼯事の無事を祈願した後、小原芳明理事長による挨拶がありました。

「この第2実技実験棟の前身は小学部校舎でした。そしてこの校舎は、“オヤジ(創⽴者)”のスケッチを基に作られたそうです。⽟川学園の拡⼤に伴い、古い⽊造校舎は取り壊され、新しい校舎へと作り替えられていきます。私が幼稚部から⾼等部まで通っていた校舎もほとんどは取り壊され、残っているのはこの校舎だけでした。私にとって思い⼊れのある校舎の⼀つがなくなってしまうという想いもありますが、同時にこの場所に新たな校舎が建つという楽しみもあります。そのための解体⼯事が無事に終わることを願っています」。
そして関係者全員で外に出て建物の修祓を行い、安全祈願祭は無事に終了しました。現場は低学年校舎の裏⼿であり、学⽣の往来も多いことから、解体⼯事は安全に配慮しつつ行われます。

周囲の景観の変貌とともに、⽟川の教育を⼤きく変えるエリアとして、今後にご期待ください。