自衛消防隊が町田市自衛消防技術発表会に参加し優秀賞を受賞。教職員の約1/3が参加経験のあることが、玉川学園の誇りです。

2017.10.02

9月14日(木)、秋晴れの空のもと、三井住友海上玉川研修所において町田市主催の自衛消防技術発表会が行われました。玉川学園は毎年自衛消防隊を組んで参加しており、常に優れた成績を収めてきました。今年も町田市内の事業所や教育機関、各種施設が参加し、1号消火栓の部には11隊が、2号消火栓の部には14隊がエントリーしました。どの隊も日頃から訓練を重ねてきた成果を披露。玉川学園は1号消火栓の部に出場し、最優秀賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。

1号消火栓の部では地震によって火災が発生したという設定で、初期消火、通報連絡、避難誘導、応急救護までの手順を実際に行います。指揮者、1番員、2番員の3名で構成され、指揮者が全体の指揮をしながら通報や避難指示を、1番員と2番員が消火活動と現場での避難誘導を担当し、指示の出し方や手順などが評価されます。

指導を担当したキャンパス セキュリティ センターの坂田さんは「今回のメンバーも非常に前向きに練習に取り組みました。玉川学園では新年度が始まってからメンバーを選び、大会前の約2ヵ月間、集中的に訓練を行います。決して長い期間とはいえませんが、消防の基礎を一度でも身につければ、いざというときの対応も違ってくるはずです。近年は他の事業所の皆さんのレベルも上がってきており、そう簡単に最優秀賞がとれるわけではありません。それは、自衛消防の重要性が社会的に認知されてきたことの表れだと思います。玉川学園としては、これからも消防の意識をもった職員を育てていきたいと思っています」と話してくれました。

その言葉通り、何より大切なことはこの発表会への参加を通して、消防技術を身につけた職員が増えていくことです。消火栓やAEDの使用法について、一度でもきちんと学んだ経験があれば、万が一の時に適切な対応ができます。火災や怪我への対応においては初動や応急処置が重要といわれますが、広大なキャンパスを持つ玉川学園では、その重要性はさらに増します。玉川学園では教職員の約1/3がこの発表会への参加経験があり、消防技術の知識を身につけているということが大きな強みです。また教職員だけでなく、学生防災ボランティア隊も活発な活動を展開。そこには「自分たちの学校は自分たちで守る」という理念が息づいています。
来年度の町田市自衛消防技術発表会は、新庁舎へと生まれ変わる町田消防署本署(町田市本町田)で開催される予定です。玉川学園はこれからもこの発表会に参加することで、消防知識を備えた職員の育成に努め、安全で安心なキャンパス作りを目指していきます。

参加者コメント

指揮者 桑原 大実さん(教学部教育学修支援課)

この発表会に向けて練習を行うようになってから、学園内のどこに消火栓やAEDがあるのか、無意識に確認するようになりました。今回は地震により火災が発生するという設定でしたが、どんな状況であっても身につけた技術が生かせるのではないかと感じました。特に総合学園である玉川学園では、教職員にそうした意識が求められるのではないでしょうか。

1番員 笊畑 裕識さん(教学部授業運営課)

練習当初、「完璧にできた」と思っても、セキュリティ センターの方に「まだできる!」と言われて、自分の中の限界がどんどん上がっていきました。練習を重ねたことで、自衛消防で大切なチームワークも高まっていったと思います。発表会では意外と落ち着いて行うことができました。そうした冷静さは、不測の事態が起きた時にはとても大切だと思いました。

2番員 川上 弘純さん(学生センター)

消防訓練をきちんと教わりたいと思い、自ら手を挙げ参加しました。「気をつけ」の姿勢をとるなど、当初は“実際の火災時に必要なのか”と思いましたが、訓練していくうちにどの動作にも意味があることに気付きました。業務が忙しい時期でも部署全体でサポートしてくれたおかげで、今日は学んだ技術をしっかり発揮することができました。