卒業生で芥川賞作家の村田沙耶香さんが先端知能・ロボット研究センター(AIBot研究センター)などを訪問

2018.02.08

玉川大学文学部卒業生であり、2016年3月に小説『コンビニ人間』で第155回芥川賞を受賞された村田沙耶香さん(文学部芸術学科‘02卒)。2018年1月15日に玉川大学農学部・渡邊博之教授、工学部・岡田浩之教授の案内で、LED農園、Future Sci Tech Lab、先端知能・ロボット研究センター(以降、AIBot研究センタ―)を訪問しました。さらに岡田教授と、AIBot研究センタ―にて、月刊誌『文藝春秋』(株式会社文藝春秋発行)の4月号掲載の誌上対談を行いました。

2016年3月に『コンビニ人間』で第155回芥川賞を受賞された村田沙耶香さんは、受賞後は小説の執筆にとどまらず、活躍の舞台をいっそう広げています。

今回の来校は、昨年の月刊誌『文藝春秋』(株式会社文藝春秋発行)での小原芳明玉川大学学長・玉川学園理事長との誌上対談に続き、玉川大学の最先端技術に触れていただこうと、工学部岡田浩之教授との誌上対談を行うことになりました。その様子は、同誌4月号に掲載される予定です。

対談に先立ち、農学部・渡邊博之教授の案内でLED農園とFuture Sci Tech Labを見学。LED農園の自動化・無人化の栽培室で栽培されたリーフレタスの棚を見上げた村田さんは、「初めて見ましたが、野菜がこのように造られているとは…」とびっくりした様子で見入っていました。

次にFuture Sci Tech Labでは、多段式水耕栽培システムや、さまざまな野菜の栽培実験について渡邊教授が解説。「赤や青、緑に染まる栽培室は近未来の世界ですね」と熱心に観察しました。その後はリーフレタスを試食。「LEDの色によって味が変わるんですね、しゃきしゃきして美味しい!」と喜んでいました。

『文藝春秋』での誌上対談はAIBot研究センタ―で行われ、対談後には学生によるロボット操作を見学。床に落ちた紙を拾ったり、棚扉を開けるなど、繊細な動きを披露。「私にとってロボットの理想形は、『ドラえもん』です。AIがどのように発達していくか楽しみですね」と話していました。

文学部芸術学科出身の村田さんは、在学当時、理系学部との交流の機会は少なかったそうですが、「数学の授業を受けるために、短い休憩時間に工学部校舎(現:大学8号館)まで坂道を走ったことや、学園内にある牧場の牛がどこにいるのか探しに行ったことが思い出に残っている」とのこと。
「昨年の訪問では、大学教育棟 2014の充実した図書館や自動書庫の動きに驚かされましたが、今年は農業や工業の最先端技術を間近に見ることができてとても興味深かったし、どれも生活に密着していることだけに、未来がどんな風に変わっていくんだろうと創造力をかきたてられました。次回はアワビの養殖を見たいですね」と話し、笑顔で大学を後にしました。
またのご来校をお待ちしています。

(撮影:末永裕樹)

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