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日々の授業で「学びの技」を養い、1年間の成長がわかる玉川学園展(1−4年)

2018.03.14

2月24日(土)・25日(日)、玉川学園展(1−4年)が行われました。校門から校舎へ続く道の両端には4色の三角旗が並び、児童たちの“私が頑張ったこと”“みてほしいところ”が手書きされていました。

学園展の中心となるのは、日頃の活動の成果です。児童たちが学園生活でどのようなことに取り組み、学んだのか。その成長の足跡を保護者の皆さんに披露する発表・展示の機会です。

玉川学園展(1−4年)は、1・2年生はクラスごとに、また3・4年生では教科ごとに展示しています。1年生の展示では、木の実を使った工作や、多摩動物公園で取り組んだ動物調べなどを展示。入学当初と1年後に書いた名前が一緒に並ぶ展示では、一人ひとりの成長ぶりが見てとれました。1年生のBLESクラス(ブレス/バイリンガルクラス)では、児童たちが「My Favorite Memory」をテーマに英語でスピーチを行いました。多くの保護者を前に、少しはにかみながらも流暢な英語で話していました。2年生の展示では、乗り物について児童たちが調べたことや、海の生き物調べなどを展示。

教科ごとの発表となる3・4年生では、社会で「私たちのくらしと水」のまとめとして制作した「水新聞」の展示や、出会った本を絵と文章で紹介する国語の展示など、どの教科も絵や図形など視覚的にアプローチしています。“身近な生活の中にある算数”をテーマに、何気なく使われている数式をとりあげた展示は、算数嫌いがいなくなりそうなユニークなレポートでした。

どの学年もていねいに時間をかけて取り組んだことがわかる展示内容で、広い展示会場を丹念に回っても、飽きることがありません。訪れた保護者の皆さんも興味深く、感嘆の声を上げながらそれぞれの展示を見つめていました。

また、こうした教室展示だけでなく、中央棟2階の中央ホールでは吹奏楽演奏や縄跳びチャンピオン大会などが行われました。毎年注目を集めているのは、「聞いてください2018」です。発表者は学年を問わず、テーマも自由。児童が学習や生活の中で徹底的に頑張ったことや探究したこと、発展させたことを話します。今年の「聞いてください2018」では、消防署を訪れて屈折はしご付消防車の特性をまとめた児童、魚好きが高じて魚編の漢字だけの辞典を作った児童、林間学校でのバードウォッチングをきっかけに庭にやってくる野鳥の観察をした児童など。どの発表も、日常のふとした疑問から出発したものを研究・発表にまで高めたものばかりです。3年生の児童による「くつ下はどうして臭いの?」という発表では、野球部に所属する児童は汗をかいた自分のくつ下のにおいに疑問をもち、微生物を培養してにおい菌の存在を突き止めるところまで調べていました。

玉川学園では幼稚部から12年生までの全学年で、課題に対して論理的に考え、相手にわかりやすく伝える「学びの技」の養成に取り組んでいます。そうした積み重ねから、児童たちの探究心や発想力が鍛えられ、疑問を論理的に解き明かしていく思考スキルも培われています。授業でも発表の機会が多いためか、どの児童も多くの聴衆の前でも、堂々と発表しました。
また、学園展終了後、1〜4年生を対象にした延長教育プログラムの発表も行われ、保護者の皆さんにもさまざまな1-4年生の学びを見ていただけた貴重な機会となりました。

学園展(1-4年)と同時開催。延長教育プログラム発表会が行われました。

学園展(1-4年)の初日2月24日(土)15:15~16:15まで、玉川学園1-4年生、延長教育プログラム受講生による発表会が行われました。発表会を行ったのは、「マリンバから入る楽しい音楽の基礎」「トランペットから入る管楽器の基礎」「FC町田ゼルビアフットボールスクール」「クラシックバレエwith English」「Let’sチアダンス」です。音楽室では楽しい演奏が、中央ホールではバレエ「くるみ割り人形」や元気なチアダンスが披露され、経塚グラウンドでは元気なフットボールの紅白戦、それを応援するチアダンスのパフォーマンスもあり、通常の学校生活が終わった後、取り組んできた成果を発表しました。

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