西フロリダ大学の学生が訪問。リベラルアーツ学部の学生と幅広いテーマでディスカッション交流!

2018.06.01


キャンパスの新緑がますます輝きを増す5月24日、25日に、アメリカの西フロリダ大学の学生が玉川大学を訪れ、リベラルアーツ学部の学生たちと交流をしました。玉川大学で以前教鞭をとっていたダグラス・トレルファ教授に引率されて訪れた5人の学生は、日本に関心を持つ人ばかり。玉川の学生と文化や慣習の違いなどについて英語でお互いに意見交換をしたり、一緒に観光に行ったりと、交流を深めました。

お互いに初対面ということもあり、最初は緊張した面持ちだった両学生ですが、まずは自己紹介でアイスブレイキングです。西フロリダ大学の学生の中には、初めての日本訪問の人から、日本に留学経験のある人まで、日本とのつながりも様々。心理学やアート、言語学を学んでいるというエミリーさんは、「小さいときに見た日本のアニメがとても印象的で、ずっと忘れられない。日本には文化も一つ一つの慣習も、とても美しいと思うものがたくさんある」と話してくれました。
リベラルアーツ学部の学生たちの中には、昨年の同校の学生たちの訪問の際にも交流した学生もいて、率先して英語で自己紹介をスタート。出身地の話や、得意なスポーツ、学びたいテーマなどを話していると、なぎなたや弓道など日本特有の武道をやっている学生に「かっこいい!Martial art(武道)ね」とアメリカ人学生から感嘆の声が上がりました。

そんな中、ディスカッションが盛り上がったのは、ペットの話でした。ダグラス先生の「どんな動物を飼ってる?」という話に、あまり動物を飼っていないという日本の学生が多い一方、アメリカの学生たちは「ラブラドール」「猫を5匹に犬に……」と大型の犬や複数のペットを飼っていると話します。そこから住環境の違いや動物に対する考え方が異なることへと話は発展していきました。
「アメリカでは、ペットはいまや “comfort animal”と言われているのを知っていますか?日本でいうと『癒し』でしょうね。医者の許可があれば、精神的な病気を抱える人などがペットを心の安定材料として一緒に飛行機に乗ることもできますが、それが議論の的になっています」とダグラス先生。

犬や猫などだけでなく、孔雀をcomfort animalとして飛行機に乗せようとして話題となったアメリカのニュースを取り上げると、アメリカの学生たちからも意見が出ました。
「アメリカでは、孔雀は動物園や自然公園内を放し飼いになっているけど、日本ではどう?」「もし飛行機に乗せるペットが蛇だったら?」と様々なアイデアや疑問が飛び出すと、日本の学生たちも「日本では膝に乗せて飛行機には乗れないけれど、猫カフェやフクロウカフェはあります」と説明。すると、「猫カフェは欲しいけど、猫が引っ掻いたりしたらすぐに訴えられてしまう。アメリカは訴訟社会だから」とのアメリカの学生の言葉に今度は日本学生が驚きの表情を見せます。
それぞれの国で当たり前だと思っていたことが、相手にとってはそうではないという気づきは、こうして顔を合わせて実際に話すことでさらに現実味を帯び、互いに“知りたい”、“理解したい”という気持ちも深まっていきます。
ペットの話題から始まったディスカッションは、個人主義の強いアメリカ、協調精神の強い日本の違いなどにも及び、お互いの国のどんないいところを取り入れたいかという話にまでおよびました。

終了後、参加したリベラルアーツ学部の学生は、「自分の意見を物怖じせずにどんどん発表できるアメリカの学生がすごいと思った。今後はもっと自分も言えるようになっていきたい」と刺激を受けていました。また、西フロリダ大学で国際関係学を学ぶタイさんは「こうして話をできたことで日本をもっと理解するきっかけになりました。日本にきて学ぶことが多く、本当によかった」と話してくれました。

翌日の25日も再び両学生は集まり、交流会を楽しみました。西フロリダ大学の学生たちは約1週間の東京滞在中に、街の散策をしたり、鎌倉まで足を伸ばすなどした後、関西を訪れる予定です。

玉川大学には日々のキャンパスライフの中に、こうして多文化を感じ、実際に交流する機会があふれています。国際関係や語学などを学ぶ学生だけでなく、どの学部の学生にも玉川から世界へ、道が繋がっています。