思いをひとつに―玉川学園ハンドベルクワイアと台湾Unique楽団が交流

2018.09.19

玉川学園ハンドベルクワイアと台湾Unique楽団が9月7日に中学年校舎で交流会を行いました。今回の交流は、翌日にひかえている、日本・台湾チャリティーコンサート「Helping Hand」でお互いに演奏することから、特別ゲストとして出演する玉川学園吹奏楽団の顧問 波田野直彦先生を介して実現しました。

このチャリティーコンサートは、台湾Unique楽団・屏東鍵盤交響樂團が主催で、日本と台湾の文化芸術交流をはかると同時に、豪雨や地震被害などの自然災害に対する被災地への募金活動を目的としています。この度、第一回目の公演が日本で開催されることになり、玉川学園ハンドベルクワイアも出演することになりました。32名が来日した「台湾Unique楽団」は台湾の南部にある屏東県を中心に小学生から大人までが集まり、ピアノやキーボード、中国笛までさまざまな楽器を併用して幅広い演奏活動を行っています。

台湾Unique楽団、玉川学園ハンドベルクワイア、波田野先生(前列右)

おそろいの赤いTシャツを着て玉川の丘を訪れた楽団のみなさん。ハンドベルクワイアのメンバー全員で音楽教室に案内し、アニメソングや日本の童謡、クラッシックなど4曲を披露しました。曲の合間には、11年生の野崎 新さんが曲目の説明や演奏方法について説明しました。台湾の皆さんのほとんどがハンドベルの演奏を目にするのは初めてとのこと。ベルをならす手の動き、奏でられるベルの音色など、メンバーのパフォーマンスを興味深く聴いていました。

後半は、実際にベルに触れてもらいながら交流をしました。最初はうまくならすことができるか心配そうでしたが、ハンドベルクワイアのメンバーのお手本に合わせ、しだいに慣れていきました。低音部の4キロのベルの重さに驚く台湾Unique楽団の皆さん。楽器を演奏する者同士、譜面のことや演奏方法に関わる質問も多くみられました。音楽を通して、ぐっとお互いの距離が縮まり、教室は笑顔であふれました。

英語や携帯電話で中国語に訳しコミュニケーション

最後にハンドベルクワイア顧問の髙橋先生は「本日は私たちハンドベルクワイアの演奏を聞いてくださり、またメンバーと楽しく交流していただきありがとうございました。明日の演奏会を楽しみにしています」と挨拶。台湾Unique楽団の簡団長は「皆さんの演奏している時の笑顔がとても印象的でした。その笑顔が団結力につながっていると思います。たくさん練習をしなければ、これほどのパフォーマンスはできません。そして先生のご指導の熱心さが伝わってきました。今日は素敵な演奏をありがとうございました」と言葉を贈りました。

参加した台湾Unique楽団の一人、呂さんは「私たちのために良い演奏をしようと、一生懸命に取り組むハンドベルクワイアの皆さんの姿勢に感動しました」。またハンドベルクワイアの野崎さんは「言葉の違いに不安もありましたが、ハンドベルを通して交流ができ、楽しかったです。明日の楽団の皆さんの演奏も楽しみです」と語ってくれました。

右から通訳の詹さん(チャリティーコンサート総合ディレクター)、簡団長、髙橋先生
呂さん(左)、野崎さん(右)

演奏する楽器は違っても音楽に向き合う姿勢は同じです。チャリティーコンサートの開催を前にお互いが刺激しあいながらも気持ちをひとつに、日台の交流を深める貴重な時間となりました。