12年生が「Yahoo!みんなの政治」のトライアル授業第1弾を受講

2012.09.26

9月25日(火)、ヤフー株式会社のコーディネートによる「みんなで作る!誰でもわかる政治」のトライアル授業第1弾を、12年生(高校3年生)約30名が受講しました。この日は、公民科の選択科目「ワールドスタディーズ」と「World Studies in English」との2コマ連続の合同授業として実施し、若者の選挙投票率を上げるための未来の有権者教育の一環として行われました。本企画は、模擬選挙推進ネットワークを通して、これまで有権者教育に熱心に取り組んでいた本学園に対して打診されたものです。

最初に、ウェブサイト「Yahoo! JAPAN」を運営しているヤフー株式会社、若年層の投票率向上を理念としているNPO法人ドットジェイピー、文部科学省生涯学習政策局の関係者からの挨拶後、公民科担当の教諭からこの授業の趣旨が説明されました。今回のテーマは「消費税増税」です。生徒はまず、NPO法人ドットジェイピー所属の大学生スタッフ2名による、消費税増税に関するディベート型の講義を聴講し、自分自身の考えや意見を深化させていきました。税負担の公平性に着目した「賛成」意見と、低所得者層ほど負担が多くなる逆進性をとらえた「反対」意見というそれぞれの立場にたった議論に耳を傾けました。

次に賛成と反対に分かれて4つの班でグループワークを実施。いずれのグループからも活発な意見が出され、生徒たちは大きな模造紙いっぱいに意見をまとめました。できあがった模造紙はすぐに教室のホワイトボードに貼られ、グループ発表を経て、双方の見解の共有に活用されました。消費税増税に賛成又は反対という視点を切り口として、自分たちの身近な「お小遣いの減額」の影響に始まり、「低所得者層の負担増」、「少子高齢化」、「物価上昇」、「経済力低下」、「国力減退」、「外交問題への発展」、「国の存亡」など、大規模かつ様々なインパクトがあることを認識しました。また、これからは国の歳出の使途をしっかり関心を持っていきたいといった意見も、賛成と反対の両方から寄せられました。

最後にNPO法人ドットジェイピー理事長 佐藤大吾氏からは、「消費税増税はとても難しい問題です。増税するのが正しいのか、しないのが正しいのか、正解は今のところわかりません。でもどちらかに決めるしかありません。自らの意見を考えた上で、表す力が重要です。そのために、私たちに与えられた一つの方法として『選挙での投票』があります。」と総括のコメントがありました。今回の授業に終わらず今後も本学園では、広く社会とのかかわりを持ちながら教育活動を実践していきます。