オレロップ体育アカデミーより体操教師のヘリエ先生来園!

2012.11.27

11月15日(木)、デンマークのオレッロップ体育アカデミーからヘリエ先生が体操指導のため来園しました。滞在期間は10日間。その間に低学年4年生、中学年体操部、高学年10年生と体操部、教育学部1年生の「保健体育」の教員免許状取得希望者とデンマーク体操部とのワークショップを設け、熱心で楽しい指導を行ってくださいました。

オレロップ体育アカデミー(旧デンマーク・オレロップ国民高等体操学校)と本学は、1931年(昭和6年)に、ニルス・ブック氏とエリートチームを日本に招き、「デンマーク体操(基本体操)」を教育の場に取り入れて以来、関係が続いています。また、オレロップ国民高等体操学校の“東洋分校”として協定を締結し、現在まで維持しています。協定書には、研究・教員の交流などが盛り込まれ、その一環でヘリエ先生は今回の訪問を引き受けてくださいました。

低学年や中学年体操部では、体幹作りや調整力を高める運動、基本的なマット運動を楽しみながら行いました。高学年生と大学生には主に、前方倒立回転跳び(ハンドスプリング)を教えてもらい、マットや器具の置き方、補助の仕方などの工夫が生徒や学生達のモチベーションを高く引き上げてくれました。大学や高学年のデンマーク体操部では、デンマークに発注し今年度購入したばかりのAir Track(空気圧で膨らませた非常に弾力性のあるマット・15m)を使用し、今までには経験のしたことのない技や練習方法、補助法を学ぶことができました。

ヘリエ先生に日本とデンマークの子どもの身体能力の違いについて質問したところ、「日本の子どもの特徴は、調整力に優れ、基本的な動きの細かいところまで良く見て動けるところです。」と語ってくださいました。また、成長期にどのような運動を取り入れることを勧めるかについては、「無理な動きをせず、走る・跳ぶ・投げる・回る・支えるなど多様な動きをくまなく行うことで、基礎を固めることです。」と答えてくださいました。

低学年の生徒たちは、「いつもの体操と力を入れるところが違った」「デンマークの体操は、細かいところまで意識を集中させることが大切だと分かった」「優しくて楽しかったから、またヘリエ先生に教えに来て欲しい」など、貴重な体験ができた感想を語ってくれました。