アメリカからの研修生が玉川太鼓の演奏を体験しました。

2014.08.11

7月1日、日米の青少年4600名の交流事業「KAKEHASHIプロジェクト」の一環として、アメリカから7名の研修生が玉川大学を訪問しました。「KAKEHASHIプロジェクト」とは、外務省が推進する北米地域との青少年交流のひとつで、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が実施しているプロジェクトです。今回の交流では「和太鼓チーム」の学生たちとともに芸術学部の小山教授からも指導を受けながら玉川太鼓の演奏を体験しました。
まず、初めに「和太鼓チーム」による「玉響(たまゆら)」の披露が行われました。これは今年4月にアメリカで行われた桜祭り公演でも演奏した曲の一つです。女子学生が浴衣姿で登場し、その珍しさから写真や動画を撮っている研修生もみられました。学生のしなやかな体の動きと元気な掛け声が太鼓の音と組み合わさっているパフォーマンスは、女性らしい華やかな印象を与えました。
次に、いよいよ研修生たちの体験です。まずは、小山教授から「バチは小指で強く握り、足を開いた姿勢で太鼓を叩く」といった説明がありました。そして、実際にさまざまなリズムで太鼓を叩く練習に移りました。研修生たちは30分ほど練習に励み、短いリズムから練習を始め、だんだん長いリズムが演奏できるようになりました。初めはなかなかリズム通りに叩くことが難しい様子でしたが、「和太鼓チーム」の学生のアドバイス受けることで徐々にリズムをつかみ、力強い音が出るようになりました。

最後に、「和太鼓チーム」の男子学生による「明音(みょうおん)」の披露がありました。「明音」は今年の桜祭り公演のためにチームメンバーが作調した曲です。学生たちが太鼓の前にスタンバイすると、会場全体の緊張感とともに一瞬静寂に包まれました。勇ましい掛け声と力強い太鼓の音とともに太鼓の音が徐々に大きくなり、演奏が進んでいきました。研修生たちは、ダイナミックなパフォーマンスに目が釘付けになっていました。終了後、「楽しめましたか?」という小山教授からの質問に対して「Amazing!」という反応が返ってきました。今回の演奏が彼らに大きな印象を与えたことが分かりました。
体験の後、「サンドイッチパーティー」が開かれ、始めに研修生一人ひとり、日本語による自己紹介を行いました。リラックスしたムードの中、研修生と「和太鼓チーム」の学生達がサンドイッチや飲み物を口にしながら互いに交流を深めました。
研修生に今回のレッスンの感想を聞いたところ、「太鼓の演奏を見たことはありますが、叩くのは初めてでとても楽しかったです。太鼓を叩くのは難しいので、演奏している人は本当にすばらしいです。」と流ちょうな日本語で話してくれました。彼女はアメリカの大学で日本語を専攻しているとのことで、「私は6年間日本語を学んでいます。将来は日本の子供達に英語を教えたいです。」と将来の夢を語ってくれました。
今回の芸術学部の学生との交流が日米の大きな”KAKEHASHI”になってほしいと思います。