玉川っ子の学校生活を表現。体育祭のパンフレットデザインに採用された6年生に、制作過程をインタビューしました。

2014.10.28

10月4日、玉川学園で第86回体育祭が開催されました。今回の体育祭では初めての試みとして、パンフレットの表紙デザインを中学年、高学年の生徒から公募しました。その中から選ばれたのは、6年生の大塚岳(オオツカ ガク)さんの作品でした。体育祭当日、記念グラウンドにて表彰もされました。その制作過程について、大塚さんにインタビューをしました。

大塚さんがデザインした表紙は、グリーンの地色に4色の「TAMAGAWA」の文字が並び、その上に玉川学園の校章と旗、そして元気良く走る男の子の切り絵風デザインが配されたもの。しかし、取り組んだ当初はグリーン地に文字が配されたのみの、シンプルなデザインでした。「表紙デザインの公募を知って、ぜひ応募したいと思いました」と語る大塚さん。「それですぐにデザイン案を作って体育の先生に見せたところ、もう少し考えるとさらに良くなると思うよと言われました」。このアドバイスを聞いていったん持ち帰り、じっくりと考えた上で再度デザインし直し、今回のパンフレットに採用された案となりました。

大塚さんのデザイン案は単に綺麗なだけでなく、その一つひとつに理由があります。「グリーンの地色はグラウンドを、そして『TAMAGAWA』の文字の列は芝生の上に並ぶ生徒を表しています」。そのTAMAGAWAの文字が4つで一列とすることで、「4+4+4+4」(K-16)という学園全体を表現。玉川の校章と旗はマスゲームの球と旗からイメージして配置しました。さらに、その校章と旗を近づけて配することで、音符のように見せています。これは「音楽にあふれた玉川学園」をイメージしているそうです。「この音符のイメージは、レイアウトをしていたら、自然とそんな感じになっただけです」という大塚さんですが、偶然の結果にきちんと意味を持たせる着眼点の良さにも感心させられました。ちなみに男の子のシルエットは、大塚さんが実際に走っている様子を写真に撮ってもらい作成したとのことでした。

このように細部までしっかりと考え抜かれたデザインで、大塚さんの案がパンフレットに採用されることになりました。その結果に、ご家族はもちろん担任の金平直己先生もびっくりしたそうです。「応募したとは知らなかったので、体育の先生から聞いて驚きました」と金平先生。クラスの友だちからも「すごい! すごい!」と歓声が上がったそうです。

写真左:インタビューに応じてくれた大塚岳さんと担任の金平直己先生  写真右:最優秀賞の記念品のクリスタル楯

大塚さんに、玉川学園の生活の様子を聞いてみました。好きな教科は理科。本人は宇宙の神秘にとても興味があるそうです。将来の夢も、もちろん宇宙に関する仕事に就くこと。それも宇宙飛行士ではなく、宇宙について研究したり、ロケット開発などに携わりたいとのことでした。

玉川学園での毎日もとても楽しいという、玉川っ子の大塚さん。その思いが、今回のデザイン案にも存分に表現されていました。今後、様々なデザインの公募やコンテストへの参加を希望していて、これからの活躍も期待されます。