留学への憧れを現実に近づける、 海外留学・研修フェアが開催されました

2014.12.18

国際教育センターでは、春と秋に海外留学・研修フェアを行っています。ここでは、SAE海外留学・プログラムの特徴や現地の様子など、留学・研修参加希望者が気になる情報を知ることができます。

この秋は「オータム海外留学・研修フェア」と題し、伊藤光子氏の講演会を皮切りに、10月15日(水)から30日(木)の期間で開催されました。今回のフェアでは、SAE海外留学・研修プログラムの提携校5校から担当者が来日。ロンドン大学ゴールドスミス(イギリス)、クイーンズランド大学(オーストラリア)、バース大学(イギリス)、ロンドン大学UCL(イギリス)、ペンシルベニア大学(アメリカ)から来訪したスタッフによるプレゼンテーションや模擬授業が行われました。今回はこの5大学の中から、バース大学とペンシルベニア大学のときの様子を紹介します。

バース大学(University of Bath)はイングランド西部に位置する街、バースにある国立大学。ロンドンからも電車を利用して1時間半程度で行くことができます。バースといえばよく知られているのが温泉で、ローマ支配時代の浴場などが残されており、街全体が世界遺産に登録されています。バース大学の説明会では、大学の紹介はもちろんのこと、現在留学している玉川大学生の様子も紹介がありました。さらに実際に現地で行われる授業を体験する機会も設けられました。例えば「List the characteristic of the perfect student」といった質問(完璧な学生の要件とは?)に対して、2、3人でディスカッションをしながら考えていく形式のものです。またプレゼンテーションや模擬授業の後には学生が質問をする時間もあり、「アメリカの教育とイギリスの教育の最も大きな違いは?」、「バース大学ではどのようなことが学べますか?」、「バカロレアのスコアはどの程度必要ですか?」、「イギリスの料理にはどんなものがありますか?」など、さまざまな質問が寄せられました。

一方、ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)は来年度SAE海外留学プログラムとして第1期生を派遣する新しい提携校です。アイビーリーグの1校として知られる同校は、1740年にアメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアに設立された伝統校。
さまざまな学部を擁する総合大学で、特に経済学の分野は全米トップクラスといわれています。また、世界中から学生が集まっており、現在も約5,000名の留学生が学んでいる点も特徴です。担当者からはフィラデルフィアの街の特徴や、実際に留学した際に利用できる寮についての説明がありました。一方、学生からは現地での生活に関する質問や、卒業後の進路を視野にMBA取得に関する質問などがありました。

どちらの大学のプレゼンテーションにも、大学生だけでなく玉川学園の高等部の生徒も参加していた点が、今回の特徴でした。中には複数の大学のプレゼンテーションに参加した生徒・学生もおり、多くの参加者が留学を真剣に考えていることが分かりました。

今回のプログラムの参加者に話を聞きました。バース大学のプログラムに参加した学生からは、「現在大学4年生で、就職も小学校教員に決まってます。これから、小学校でも英語教育に力を入れていくので、いつかは英語圏の大学院への留学を考えています(大学4年生女子)」、「僕は来年バース大学に留学したいと思っているのですが、今回参加したことでバース大学のことだけでなく、街のこともよく理解できました(大学1年生男子)」、「説明会に一緒に参加していた玉川学園の国際バカロレアクラスの生徒の英語力が高くて、もっと勉強しなければと感じました(大学1年生男子)」といった感想が聞かれました。

また、ペンシルベニア大学に関しても「留学に漠然とした興味があったのですが、今回参加したことが真剣に留学を考える良いきっかけになったと思います(12年生[高校3年生]男子)」、「ペンシルベニア大学はレベルの高い大学なので、もし留学するならTOEICのスコアも上げないと、留学した際にもったいないと感じました(12年生[高校3年生]女子)」など、多くの刺激を受けたことが生徒・学生のコメントから感じとることができました。

海外の大学に関する情報はインターネットなどを使って容易に得ることができますが、海外の大学のスタッフから直接話を伺う機会はなかなかありません。そうした機会を通して、漠然とした留学へのイメージが、より明確になったはずです。また、今回は初めての試みとして高等部生にも門戸を広げた説明会にしたことで、海外留学に興味を持つ高等部生と大学生の双方にいい刺激になる貴重な機会だったようです。

ペンシルベニア大学のスタッフのメッセージとして、プレゼンテーションの最後に「来年、皆さんと会えることを楽しみにしています」と語っていました。今回参加した生徒・学生たちの中から、来年以降に海外で学ぶ学生が生まれることを願っています。