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競技に参加する誰もが主役。運動会(K-4)が行われました。

2015.05.01

日に日に木々の緑が濃くなっていくこの時期は、運動にも最適な季節です。そんな4月25日(土)に、記念グラウンドで低学年の第59回運動会が開催されました。
開会式は、4年生が司会進行を務めました。皆で「夜が明けた」「朝の歌」を歌って始まりました。そして後藤低学年教育部長の「紅組も白組もがんばりましょう」というメッセージに「はいっ!」と元気に返事をする児童たち。さらに父母会長からも「この運動会をみんなで作り上げていきましょう」とメッセージをいただきました。その後、国歌斉唱に続いて、4年生の児童による選手宣誓が行われ、いよいよ競技のスタートです。
この運動会はすべての競技を1年生から4年生までの低学年全児童が参加。各学年を紅組と白組に分け、各競技の勝敗で点数を競い合います。最初の種目の「かけっこ」から、盛り上がりは早くも最高潮。「アーカ!アーカ!」「シーロ!シーロ!」という声援に押されるようにゴールを目指す児童たち。このかけっこでは幼稚園の年長の園児も走り、低学年児童の決勝戦をゴールの近くで見学します。この運動会は幼小連携の場にもなっており、園児たちは小学生の学校生活に触れることで、来年からの学校生活に慣れていくのです。

その後の「綱奪い」や「玉入れ」では園児や児童だけでなく、その兄・姉である中学年生、保護者のお父さんやお母さんも競技に参加。一列になって綱を取りに行く「綱奪い」は、まさに合戦のようです。各競技が終了するごとに得点が発表されますが、毎回得点が数点という、近年にないほど拮抗した試合展開。そんな試合展開をさらに盛り上げるのが、司会を担当する森山教諭の名調子。ちなみに保護者の皆さんは競技には自由参加なのですが、自分の組が負けているとなると、スタンドからどんどんグラウンドへと降りてきて加勢します。
そして午前中の最後の種目は「連続長縄跳び」です。これはクラス担任の先生と児童一人が回す縄を、クラスの児童が続けざまに跳んでいくというもの。チームワークとリズム感が非常に重要で、どのクラスも昼休みに練習を重ねてきました。上級生になるほど縄の回転する速度も速くなります。この競技には、当日見学に来ていた中学年の生徒たちも積極的に参加。やはりクラスの皆で練習した種目として、思い出深いのかもしれません。

昼食を挟んで午後の競技が始まりました。最初のプログラム未就学児童を対象とした「みんななかよし」では、小さな子どもたちが家族に付き添われながら跳び箱を乗り越え、輪をくぐってゴールを目指します。ゴールでは4年生にお土産を渡されて大喜び。その後、「大玉送り」や「選抜リレー」、そして「綱引き」が行われました。各組の徒競走の1位と2位になった児童が参加する「選抜リレー」は白熱の展開となり、負けてしまって思わず涙ぐむ児童も。そして勝敗の行方は、最後の種目「綱引き」で決することに。全児童が力の限りを尽くして綱を引きます。結果として第59回低学年運動会は409対385で、白組の勝利で幕を閉じました。終盤は雨に降られてしまいましたが、児童たちにとっては忘れられない一日となったに違いありません。また、K-12の一貫教育を行っている玉川学園では、4年生が低学年の最上級生となります。今回の運動会でも器具の搬入などを担当。立派にお兄さん役、お姉さん役を務めていました。競技に参加し、応援し、自分たちで運営も行う。玉川の運動会では、園児も児童も、そして保護者の皆さんも、一人ひとりが主役なのです。

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