教育学部新入生に向けて、有森裕子さんの講演が「大学教育棟 2014」で行われました

2015.05.01

新年度が始まった4月4日(土)、教育学部の新入生を対象に学友会寄附講座が開催されました。今回、女子マラソンで有名な有森裕子さんが招かれ、講演を行いました。会場となった新しい「大学教育棟 2014」の5階にある大講義室には、約400名もの1年生が集い、有森さんのお話に耳を傾けました。

有森さんは、1991年の大阪国際女子マラソンで、2時間28分01秒と当時の日本最高記録を樹立、1992年 バルセロナ五輪女子マラソンで銀、1996年 アトランタ五輪で銅メダルを受賞するなど輝かしい競技歴をお持ちです。そこで、オリンピックメダリストとしてのご自身の経験をもとに、「夢を力に」というテーマで、成果に結びつけた道のりを語っていただきました。

有森さんは、決して初めからエリートランナーであったわけではなかったと言います。逆に、高校時代や大学時代の競技生活を振り返ると、メダリストに似合うだけの成績を収めていなかったそうです。しかし、実績が伴わなかったときでも、決して諦めることがなかったと力強く話されました。そして、「常に粘り強く挑み続けるという大切さ」を訴えながら、努力した積み重ねがオリンピックという舞台で大きな成果として結びつけることができたと、ユーモアを交えながら説明されました。

このようにご自身の体験に基づいたお話の一つ一つには、とても重みがありました。また、将来、教員を志す者が多い教育学部の学生にとって、4年間の人間形成の上でも大きく響くメッセージを与えてもらったようです。終了後に聞いていた学生から、「とても説得力があり、有森さんのような考え方をもつ人になりたい」「夢をかなえるためには、すべてを力にしないとかなえられない」「4年間で自分を変え、大きな人間になりたい」「今の自分にぴったりの言葉を与えてもらった」など、とても前向きな感想が挙げられました。

教育学部の新入生にとって今回の講演は、今後の学生生活を送る上で道しるべとなる一コマとなりました。