玉川大学を知る~新しい『大学教育棟 2014』で開催されたK-12親学講座

2015.10.02

玉川学園ではK-12親学講座と題し、本学に通う園児、児童、生徒の保護者対象とした勉強会を行っています。これはK-12父母会役員会を中心に企画される催しで、9月9日(水)、今年度2回目となるK-12親学講座が実施されました。

今回のテーマは、「玉川大学を知る~大学教育棟 2014見学と大学の取り組み」というもの。会場は、『大学教育棟 2014』6階の602教室で行われました。当日は、雨模様にも関わらず90名を超える保護者の方々が集まり、このテーマへの関心の高さを感じるものとなりました。冒頭、高学年父母会副会長より、「身近な存在である玉川大学について、1日8時間滞在できる空間とはどのようなものか、保護者のみなさんの大学時代と比較しながら『大学教育棟 2014』を体験してください」と挨拶がありました。

続いて講演となりました。講師は玉川大学稲葉興己教学部長が務め、正面スクリーンに数値やデータを映しながら説明を始めました。玉川大学は『Tamagawa Vision2020』を柱に、新たな玉川ブランドの確立と社会の要請に応えるため、『大学教育の質保証』に取り組んでいます。大学では、1単位当たり自学自習を含めて45時間の学修を必要としています。そこで本学では単位の実質化に伴う授業時間外の学修時間を確保するため、半期16単位という履修単位の上限を設けています。これを1週間に可能な学修時間に置き換えると、社会人の労働時間と等しい1日あたり8時間の学修時間となり、これがキャッチコピーの『1日8時間大学で過ごす』根拠になっていますと、解説しました。

さらに、本学は文部科学省の「大学教育再生加速プログラム(AP)」に採択され、アクティブ・ラーニングを推進しています。と続きます。そこでは学修成果を可視化し、授業の目標に合う最適なアクティブ・ラーニングの形を体系化する取り組みを展開しています。アクティブ・ラーニングとは、学修者の主体的・能動的な参加を取り入れた教授・学習方法の総称で、学生自らの潜在能力、汎用的能力を育んでいくものです。すでに玉川大学の約8割(79.9%)の教員が実施していると、付け加えました。

次に、新しい『大学教育棟 2014』についても触れ、教育学術情報図書館(1・2階)の利用状況に関しては、総入館者や1日あたりの入館者とも昨年比で2倍以上も利用されていること、特に図書館の中では96席あるCubicleという学修個室に人気があることを紹介しました。3・4階のラーニング・コモンズは、授業時間外の学修の場として利用され、そこにあるサポート・デスクは、スタッフから学修を進める上で様々な助言が得られるコーナーとして活用されている状況を説明しました。講演では、玉川大学の就職状況や教員・保育士の採用状況、そして留学や英語教育プログラムなどのトピックも詳しく提供されました。まとめとして、大学教育棟 2014の紹介映像を見て締めくくりました。

講演終了後、「大学教育棟 2014」の見学ツアーが行われました。専門スタッフの案内で、3・4階のラーニング・コモンズや、1・2階の教育学術情報図書館などを回りました。ちょうどお昼の時間となり、学生が利用する朔風館食堂で昼食をとり、解散となりました。

今回、企画された「K-12親学講座」では、保護者のみなさんが完成間もない『大学教育棟 2014』や「朔風館食堂」に直接触れ、また玉川大学の今についてより理解を深める機会となりました。次回は10月に、父母教養講座の開催を予定しているそうです。