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体育祭パンフレットの表紙デザインは生徒が担当。今年は11年生の作品が採用されました。

2015.10.20

秋晴れの10月3日(土)に行われた第87回玉川学園体育祭。その大きな特徴は、大会の運営を大学の教育学部で体育の教員免許取得を希望する学生が担当し、放送を高学年の放送部が担当するなど、学生や生徒たち自らが運営に携わり体育祭を作り上げる点にあります。そして体育祭のパンフレットの表紙デザインも、低学年、中学年、高学年そして大学の児童・生徒・学生から公募しました。40点をこえる応募の中から、11年生の田中大賀さんの作品が最優秀賞として選ばれました。体育祭の開会式では壇上に上がり、小原芳明学園長から賞状も受け取った田中さん。その制作過程について、インタビューを行いました。

「私は授業で美術を履修しているのですが、夏休み前の課題として、この作品を手掛けました」と田中さん。田中さんの作品は、体育祭の写真をベースに、パソコン上で画像処理を行ったもの。生徒全員が記念グラウンドに集まり、体操をしている様子を選びました。「そうした中でも、緑の色味を抑えたり、幼稚園児から大学生までの色のバランスを整えたりして、秋という季節感を出しました。また光の輪を全体にちりばめてみました」とのこと。画像処理は初めての体験だったものの、満足のいく作品ができたようです。ただ、自分の作品が選ばれたことについては「とにかくビックリしました」と語り、「小原学園長とあんなに間近でお目にかかったことはなかったので、とても緊張しました」と、表彰式のことを振り返る田中さん。同級生たちも田中さんの作品が選ばれたことで、大いに盛り上がったようです。「また、パンフレットのデザインに選ばれたと聞いて両親がとても喜んでくれました。もちろん体育祭も見に来てくれました」。

田中さんはご家族が芸術系のお仕事に携わっているそうで、「今回選ばれたことで、自分の中にもそうした才能が眠っているのかもしれないと思うようになり、芸術系の仕事や勉強に少し興味が湧きました」とのことでした。幼稚園から玉川で、現在はラグビー部と玉川太鼓への参加で忙しい毎日を送っている、玉川っ子の田中さん。今回のデザインにはそんな田中さんの玉川学園での毎日が詰まっているという印象を受けました。

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