11月7日、幼稚部にて運動会を開催しました。

2015.12.14

おだやかな秋空のもと、幼稚部園庭で「ようちぶうんどうかい」を開催しました。年長組は競技だけでなく、一人ひとりが係の役割を持ち、運動会を運営・進行しています。大勢の保護者の方も観戦、競技への参加など楽しい1日となった運動会の様子を紹介します。

大勢の保護者とともに、子供たちが全力で取り組んだ運動会

経塚山の木々が色づき始めた11月7日、待ちに待った「ようちぶうんどうかい」が幼稚部園庭で開かれました。当日は空模様が心配でしたが、おだやかな秋空が広がり、まさに運動会日和。大勢の保護者の方々を迎えて、幼稚部園舎は一日歓声に包まれました。
運動会のスタートは開会式から。幼稚部の門に整列した園児たちは、先生の「今日の運動会、最後まで頑張るぞー!」のかけ声に、「エイエイ、オー!」と大きな声で応えました。年長の「しか」組から入場行進が始まり、年少の「りす組」、年中の「こあら」組と続きます。各組の名前を記したプラカードを掲げるのは、年長組の園児。緊張した面持ちです。場内アナウンスは、こちらも年長組の係が担当しています。園児全員が整列し、年長組の6人による「選手宣誓」、全員で『走るの大好き』など3曲を合唱、櫻井利昭幼稚部長のお話、壇上に年長組の体操係6人が並び「準備体操」と続き、いよいよ競技が始まります。

最初は、全学年の「かけっこ」。クラスごとに6人ずつがゴールを目指して思いっきり走り、運動会の気分を盛り上げました。次に年長組の「大縄跳び! 連続跳びに挑戦!!」。毎日練習を重ね、運動会前日には151回を記録。担任の大池絢子教諭の「いつも通り、リラックス!」の声に励まされて、次々と大縄を跳び抜けていきました。結果は、160回の新記録達成。子供たちは飛び上がって大喜び。大池教諭も「100回も跳べないところからスタートしましたが、全員力を合わせて新記録を達成することができました!」と感激の声をあげていました。
プログラム3番目は年中組の園児と保護者が参加する「草食動物だョ全員集合」。競技に使用する道具を準備するのは、年長組の準備係です。道具の種類や数をしっかり覚えて所定の位置まで抱えて走り、設置。10月に開催された体育祭で大学生のお兄さん、お姉さんがテキパキと準備する姿を目のあたりにして、少しでも近づきたいと2週間近く練習を重ねてきました。その甲斐あって、幼稚部最上級生として責任をもって機敏に動く姿は、感動的でした。競技は、子供チームと大人チームが草を模した紙のボールを相手陣地から奪い、自分の陣地に持ち帰るという、争奪戦。「カンガルータイム!」の合図の声に、カンガルージャンプで進まなければなりません。子供たちは元気に飛び跳ねますが、大人チームにはなかなかハードな動きで息が上がった方もいらしたよう…。2回戦行い、1勝1敗の引き分けとなりました。

4番目のプログラムは、年少組による「どんぐりケーキを作ろう」。2つのチームに分かれて、草をジャンプして、虹色トンネルをくぐり抜け、跳び箱の山から可愛いポーズを決めてジャンプし、紙で作ったどんぐりと生地をオーブンに入れる競技です。最後の園児がオーブンに入れると、教諭らがこっそり仕込んだ本物のカップケーキを取り出して「完成!」。本物のカップケーキは「昼食後に食べましょう!」とアナウンスされると、年少組の園児が大喜びで歓声をあげました。

続いて、保護者による「燃えろ! 玉入れ!」と、全学年参加の「子どもも玉入れ!」。いずれの競技も、学年を越えて3チームに分かれて熱戦を繰り広げました。午前の部、最後のプログラムは全学年で「Color Game」。競技の進行は英語で行います。指定された色の輪の中に園児たちが素早く入るには、英語を聞き、理解し、行動に移さなければなりません。教諭の英語の指示に合わせて、年少から年長までの子どもたちは喜々として走り回っていました。
がんばった後は、お待ちかねのお昼の時間です。保護者と一緒に、ホール、保育室、ギャラリー、経塚山など思い思いの場所でお弁当を広げ、楽しいひとときを過ごしました。

年長組の子どもたちが運動会の運営・進行を担当。大役をりっぱに務めあげました

午後の部は、「9~12年生による和太鼓の演奏」でスタート。9年生から12年生の息の合った迫力ある和太鼓の音色と勇ましい姿に、園児も保護者も見入っていました。
次は、「レッツ・ドッジ!」。教員と1年生から6年生の希望者が小学生チームと先生チームに分かれて対戦です。年長組にとっては、来年4月に1年生へ進学した時のお兄さん、お姉さんたちが力強いボールを投げ、先生たちからのボールを俊敏に避けています。しかし、結果は先生チームの圧勝。先生たちはもちろん全力ではないものの、思わず子供たちを相手に熱くなり、「大人げないなぁ」と観客の笑いを誘う楽しいプログラムでした。
午後の部4番目のプログラムは、「親子で力を合わせて突っ走れ!」。年長組の園児がお父さんやお母さんと力を合わせて二人三脚に挑戦します。途中には踏み台を乗り越えねばならず、「右足から、イチ、ニ、…」と各組ともに親子の息の合ったところを見せていました。
続いて、年中組の「Zooっといっしょさ」。ペアを組み、園庭のくぐり抜けや平均台、鉄棒や跳び箱などの障害物を動物のような身のこなしで進んで行きます。ゴール前にはライオンに変身して、シマウマ役の先生にタッチ。ライオンを前に堂々と寝そべるシマウマは、タッチ寸前に身をひるがえしたり……。「がんばれ、がんばれ!」と会場に大声援が響きます。
いよいよ後半戦。年少組の親子による「親子でしっぽ取りゲーム」では、お尻につけたしっぽを、しっぽ取り名人の年少りす組とりす組のお父さん、お母さんが取り合います。どちらがより多くのしっぽを取ることができたのか、集計は年長組の園児が行いました。
さて、最後のプログラムは、運動会の花形、リレー。年長の「しかぐみ全員リレー」です。2チームに分かれて、バトンをつなぎます。園庭を何周もしますが、コーナーのカーブがきつくても、子供たちはしっかりした足取りで走り抜けます。抜きつ抜かれつの大接戦。勝利チームも負けてしまったチームも、大満足の笑顔があふれていました。

白熱した戦いの熱気がさめやらぬうちに、閉会式となりました。全員が整列し、櫻井幼稚部長より言葉がありました。
「寒くなくてよかったですね。……年長さん、運動会の運営、進行をやりきったね。君たちが支えてくれたので、無事に運動会が終わりました。……」
年長組が担ったアナウンス係、準備体操係、選手宣誓係、準備係など、先生方と連携して乗り越えた、幼稚部最大のイベントである運動会。年長組の子供たちの顔には、自信にあふれた誇らしげな表情が見て取れました。また、年中組、年少組の子供たちも、最後まで全力で頑張りました。そして、大勢の保護者の方々は、子供たちの成長に目を細め、大きな声援を送っていました。