春からの学校生活が待ち遠しくなる。4年生による中学年校舎見学会が開催されました。

2016.02.09

1年生から12年生までを4年ずつの1-4年生、5-8年生、9-12年生に分け、学齢の特徴に合わせた教育を行っている玉川学園。それぞれ校舎も低学年校舎、中学年校舎、高学年校舎と異なるので、たとえば4年生から5年生に進級する際は、一般の小学校から中学校に進学する時と同じように児童にとっては大きな変化があります。そこで来年度から5年生として中学年校舎で学ぶことになる4年生を対象に、1月15日(金)に中学年校舎の見学会が行われました。

伊部教育部長(5-8年生)

この日は、まず中学年校舎の講堂に4年生全員が集合。そんな4年生に対して伊部敏之教育部長(5-8年生)から「4月からここでの生活が始まるんだと、ワクワクしてもらえるとうれしいです。しっかりと準備をして、4月を迎えてください」と、あいさつがありました。そして5年生学年主任の遠藤英樹先生から、5年生から4年間の学校生活に関する説明が行われました。5年生になると学ぶ場所が中学年校舎へと変わるのと同時に、授業時間も5分延び、50分授業に。昼食の時間も30分遅くなるので、最初はおなかが空くかもしれません。さらに児童一人ひとりにロッカーが用意されたり、自由研究、委員会、課外活動もスタートするなど、勉強以外にも大きな変化があります。男子児童にとっては、制服がスラックスに変わることも大きな変化になります。

遠藤先生

「4月はちょっと大変かもしれませんが、頑張ればとても楽しい学校生活になると思います」と遠藤先生。
そして5年生からは、国際交流も盛んに。多くの生徒が海外研修に参加したり、スカイプなどを使って海外の同世代と交流を図っています。この日はアメリカ・ハーカー交換訪問研修に昨年参加した5年生が壇上に上がり、説明を行いました。ホストファミリーの家でのホームステイやヨセミテ国立公園でのトレッキングなど、多くのアクティビティを体験した児童たち。来年度はハーカー校から"バディ"が来日する予定だそうです。「興味のある人はぜひ参加してください。また他にも研修制度があるので、挑戦してください」という5年生からのメッセージを、4年生も興味深く聞いていました。

講堂での説明が終わると、4年生は5年生の教室に移動し、一緒に昼食を食べながら親睦を深めます。そして昼食が終わると、グループに分かれて中学年校舎を舞台としたオリエンテーリングが行われました。単に5年生が案内をするのではなく、中学年校舎の特徴をクイズ形式で理解していくというもの。「美術室の前の水道の蛇口の数は?」といった設問を解きながら、児童たちは実際に校舎中を回っていきます。「こっちのほうが近道なんだよ」と4年生に説明する5年生は、もう立派なお兄さん、お姉さんです。参加した4年生からも「低学年校舎と全然違う!」「いろいろな教室があってビックリ!」といった声が聞かれました。

「玉川学園の場合、5年生の進級時に大きな変化があります。いきなりカルチャーショックを受けると、児童が学校に前向きになれないといったことにもなりかねません。そこで徐々に5年生から8年生までの生活を知るようなプログラムを組んでいます」と、遠藤先生。この見学会の前には4、5年生合同でのスキー教室を開催。また3月には学園展が開催されるので、そこで5年生から8年生の自由研究などにも触れることができます。「保護者の皆さんも定期テストが始まることに不安をもたれるようですが、5年生ではテストの比重はそれほど高くなく、基本は日常学習ですといった説明を行っています」。5年生から徐々に中学生の要素を取り入れていくことで、学習面や生活面でスムーズな移行ができるのは、玉川学園だからこそ可能だといえるでしょう。 見学会を終えて低学年校舎へと帰っていく4年生に対し、大きく手を振る5年生。来年度からは同じ校舎で学ぶだけでなく、課外活動や委員会で接する機会も増えていきます。4年生も今回の見学会を体験して、4月からの新生活が待ち遠しくなったことでしょう。