四国中国教育学会に行ってきました

2012.11.27

平成24年11月10日・11日に行われた四国中国教育学会に行ってきました。ここでは、「リスク社会の捉え直し」というテーマでシンポジウムや、研究者がそれぞれ関心を寄せる研究内容の学会発表がありました。私自身が考えたこととして、山口県では様々な理由で塾に通えないような子のために、県単位で「やまぐち学習支援プログラム」といった支援をしていたことに感心しました。
ただ、それと同時に県の教育委員会が現場に対してトップダウンで実施させることは本当に良いのか、またそれが学力の向上につながるかが疑問に思いました。現場の先生たちは時間がないのに上からの指示でしないといけないことになると、単純に大変なのでは、と思いました。私自身、一研究者として、また山口県が地元ということもあって今後も教育における両者の関係を考えていくべきだと強く感じた学会でした。

(教育学研究科1年 藤永喬大)