修士論文等発表会

2016.02.09

1月29日(金)、2年生の“修士論文等発表会”が行われました。今回は、発表会が行われる前の流れや当日の様子などをお伝えしたいと思います。

5月と10月。この2回の“中間発表会”で、2年生の方々はそれまでの研究の進捗状況を報告したり、研究内容・成果の発表を行います。各発表後は、先生方の的確な、そして時には厳しさも交えたご指摘を受け、さらに論文の内容を精査していったことと思います。

年末年始もおそらく休む暇なく論文執筆に没頭していたことでしょう。なぜなら…年が明けてすぐに大学への提出があるのです。そのために何度も先生方と打ち合わせの時を持ち、訂正・修正を加えながらようやく提出・・・。ほっとしたのも束の間で、その先には口頭諮問という何とも言えない30分ほどの時間が2年生全員に与えられています。そこでは、論文を見てくださる主査と副査の先生と、「1対先生方」という、まるで大学院入学面接を思い出すような時を過ごすそうです。ある2年生は「自分と向き合う機会をいただいた」と前向きに捉え、ある2年生は「ようやく解放された…」と安堵の表情で戻ってくるなど、受け止め方はそれぞれでした。

そして迎えた当日。前日までに、論文の要旨集と発表内容のパワーポイントの資料を用意し、各15分ずつ発表、その後5分程の質疑応答という流れで進んでいきました。会場の雰囲気は、何とも言えない緊張感が漂い、聞いている1年生にもその緊張が伝わってくる程でした。20分の時間(発表15分、質疑応答5分)をどのように感じたかはそれぞれ異なるでしょうが、終わった時のホッとした笑顔は皆さん共通していました。

私たち1年生は、こうした2年生の努力と苦労を目の当たりにして、今は素晴らしい2年生の皆さまのように進められる自信はありませんが、この一連の流れをきちんと受け止め、まずは来たる5月の“中間発表会”に向けて、邁進していきたいと思います。そして・・・

~2年生の皆さん、本当にお疲れ様でした~

教育学研究科1年 M・S