脳情報システム研究室の紹介

2014.05.26

今回は私の所属している“脳情報システム研究室”について紹介していきます。
脳情報システム研究室では相原先生の指導の元、脳の研究を行っています。具体的には

  1. 脳の記憶情報処理を調べるための電気生理的実験、
  2. 記憶神経回路脳のモデルシミュレーション
  3. 視線によるコミュニケーション時における脳波計測実験

を行っています。

この3つの中で私は、(1)の光計測装置を用いた神経ネットワークの情報処理の研究を行っており、図1は実際に使用している実験システムです。左側に光計測のための顕微鏡とCCDカメラ、右側には刺激の強さやタイミングを調節する装置等があります。

実験結果の検討などは随時、研究室のメンバーが自然と集まりと活気のあるディスカッションが行われます(図2)。昼時間も研究室のメンバーと楽しく過ごします。

図1 神経ネットワークの振る舞いを調べる光計測実験装置です
図2 研究のディスカッションは活発に時を選ばず始まります。

図3は私の居場所である大学院生の部屋です。ここでは、研究結果の解析やシミュレーション等の議論や楽しい雑談等をしています。拡大すると、図4のような研究風景です。

図3 大学院生の部屋(全員が脳情報科学を研究する大学院生なのでとても勉学意欲が高まり、友人としての絆も生まれます。)
図4 神経回路の計算機シミュレーション実験の風景

工学研究科 電子情報工学専攻 海江田 岳