RoboCup秋キャンプについて

2014.11.25

私が所属している研究室では、学外活動としてRoboCup に参加しています。
ロボカップ*1とは、「2050年、人型ロボットでワールドカップ・チャンピオンに勝つ」ことを目標に設定し、その研究過程で生まれる科学技術を世界に還元することを目的とする国際的ロボット競技会で、国内では毎年5月にRoboCup JapanOpenが開かれています。
RoboCupでは、毎年11月頃にRobocup 秋キャンプが開かれます。秋キャンプでは、Robocup の様々なリーグで勉強会兼JapanOpenの前哨戦を行います。私が参加しているサッカーシミュレーション2Dリーグでは、サッカーシミュレーション2Dのチーム開発に必要な事(新しい戦術の導入の仕方等)やこれから参加を考えている人向けの初心者講習を行い、導入の方法やチーム作りの基礎知識について解説してくれます。また、Japan Openの前哨戦として集まったチーム間で総当たり戦を行います。

SoccerSimulator動作図
最優秀ポスター賞

秋キャンプでは、勉強会と並行してsig-sai*2(社会におけるAI研究会)が行われ、RoboCupの研究発表が行われます。今年は、私達が東京工科大学のチームメンバーと共同で研究している「ロボカップサッカーシミュレーション2DにおけるILPを用いた有効な攻撃パターンの推論」についてポスター発表を行い、最優秀ポスター賞を頂きました。

工学研究科 電子情報工学専攻 鈴木 利明