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教育学研究科教職大学院脳情報研究科学際領域プログラムキャンパスライフ

学際領域プログラム

コース設置の背景と目的

コンピュータ情報科学の飛躍的な進歩を基に、1953年のワトソン・クリックによるDNA二重ラセンモデルの提出から50周年にあたる2003年4月、ついに30億塩基対からなるヒトのゲノム(DNAの全配列)が決定されました。これを機に、これまで考えられなかった個人の遺伝情報に基づいたオーダーメイド医療や、万能ES細胞を駆使した人工臓器の作出、脳への幹細胞の移植によるアルツハイマー病の治療などが現実のものとなろうとしています。このような遺伝子からタンパク質の多様な相互作用系のバイオテクノロジーの急進展の道程が見えた現在、人間を人間たらしめている脳のはたらきの解明こそが、私達がチャレンジすべき最後の、そしてもっとも夢のある領域です。それには工学、情報科学、生物学、医学が相互に連携した学際的な研究が欠かせません。

21世紀COEプログラム「全人的人間科学プログラム」別ウィンドウでリンク採択を機に、大学院の教育プログラムとしても、この脳研究を軸に、既存の研究科が学部横断的な連携を強め、一方でそれぞれの専攻を深めつつ、他方広く柔軟な視野で関連分野の知識を身につけることを目的としたものです。

養成する人材

養成したい人材としては、脳関連科学やバイオインフォマティクスの研究者はもちろん、IT技術など最新の「情報科学の知識」と「人間理解」の素養を併せもった技術者、研究者を養成し、ヒトにやさしい知能ロボットなどの機械や環境にやさしいシステムの開発、ゲノム創薬や医療、教育、福祉などの現場で活躍してもらうことを期しています。

これはまさに玉川の「全人教育」の理念の“現代的な”実現です。また、再生医療などに代表されるバイオテクノロジーの進展に対する、倫理面からの社会的要請にも応えるものです。

履修科目と学位論文の作成

このプログラムを希望する院生は、従来どおり各研究科のいずれかに属し、これを主専攻としますが、指導教授のアドバイスを受けたうえで、各自の目的に応じ、各研究科がそれぞれに用意した「共通科目」を相互乗り入れ的に、履修できるようにしています。修士論文あるいは博士論文の作成にあたっても他研究科の教員のアドバイスを受けられます。

学際領域プログラム

開講科目

文学研究科
人間学専攻 認知行動演習
認知行動研究
英語教育専攻 言語獲得研究
言語と認知研究

農学研究科
資源生物学専攻 植物分子資源学特論
保全生態学特論
生体情報機構学特論
バイオインフォマティクス特論
植物環境制御学特論
社会生物学
微生物利用学特論
食品栄養学特論

工学研究科
電子情報工学専攻 脳科学と人間
脳科学基礎
思考と行動決定
脳の数理
ニューロンの情報処理
認知と認識
脳による運動制御
ニューロコンピュータ
人間情報論
ファジィ情報論
知能ロボット情報論
ロボット工学

マネジメント研究科
マネジメント専攻 ファイナンス研究
経営戦略・組織研究
人的資源管理研究

教育学研究科
教育学専攻 特別支援教育研究
全人教育研究
脳科学と社会
脳科学と教育

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