「現職教員における資質能力向上に関する研究会」が行われました

2010.12.06

本学学術研究所の教師養成研究センターとの連携事業としては、「現職教員における資質能力向上に関する研究会」も行われています。こちらは特に、教職大学院のOBによる実践報告を中心に構成されています。
今年度の第2回の研究会は12月4日(土)午後に行われ、次の3つの発表が行われました。
町田市立第六小学校の土田昌幸教諭は、特別支援学級の担任としての現状、苦労、努力していることについて紹介しました。
北海道恵庭市立和光小学校の七ツ役範子教諭は、「読書のまち恵庭」に勤務する教職大学院修了生として、学校課題研究で取り組んだ読書指導を組み込んだ伝え合う力の育成の学習指導について報告しました。また、学校現場における特別支援教育の現実について報告し、教職大学院で学んだことが大きく役立っていることを披露しました。
豊島区教育委員会事務局の細山貴信指導主事は、教育指導課の指導主事に求められる役割、特に教育課程の適正な管理の観点について重点に報告しました。
教職大学院OBの報告から、教職大学院で学んだことが社会でたいへん役立つことを知ることができ、現役の大学院生たちにとって刺激的な1日となりました。