教職大学院FD授業研究が行われました(第1回)

2013.05.16

玉川大学教職大学院では、年に3回、教職大学院の教員が大学院生に対して行う授業を事例とした授業研究を行っています。この営みは、教員から見た院生たちの様子について共有したり、指導法を共有したり、授業改善に向けた取り組みの1つです。そのため、授業後の協議会の議論は多岐にわたります。教職大学院での授業の質の向上に重要な「チェック」となります。
今年度最初のFD授業研究は、5月16日(木)に、松本修教授による「授業デザインの研究と実践」の講義を教職大学院の教授陣で参観しました。この日の講義は、ストレートマスター対象の必修科目で、学習目標に対応した学習活動の構成、配列等について、具体的な授業場面をもとに検討していくものです。この日のテーマは、小林一茶の俳句を扱った小学校3年生の授業を題材に、俳句を創作させる前に必要な指導について議論していきました。
講義終了後は、教授陣による恒例の研究協議会が行われました。ストレートマスターの持っている授業に関する知識の活かし方や、題材の選び方、理論と実践の往還を行う授業設計の手法について話題になりました。