教職大学院FD授業研究が行われました(第2回)

2013.06.07

玉川大学教職大学院では、年に3回、教職大学院の教員が大学院生に対して行う授業を事例としたFD授業研究を行っています。今年度の第1回は、5月16日(木)に松本修教授による「授業デザインの研究と実践」の講義を対象に授業研究を行いました。
今年度の第2回のFD授業研究は、6月6日(木)に、森山賢一教授による「生徒指導と特別活動の実践と課題」の講義を対象とし、教職大学院の教授陣で参観しました。この科目は、基本科目群の1つであり、ストレートマスターおよび現職院生の必修科目です。
この日の講義は,特別活動における人間関係調整能力をテーマに、各グループが準備してきた調査結果を、グループ代表がプレゼンテーションし、最後にディスカッションが行われました。
講義終了後は、教授陣による恒例の研究協議会が行われました。大学院生に求める議論のスキルやプレゼンテーションスキルをどう育成するか、現職院生とストレートマスターの知識や経験の違いを活用した授業展開等について話題になりました。
FD授業研究は、教員から見た院生たちの様子について共有したり、指導法を共有したり、授業改善に向けた取り組みの1つです。そのため、授業後の協議会の議論は多岐にわたります。教職大学院での授業の質の向上に重要な「チェック」となっています。