子どもたちのつまづきを考えました。FD研究授業第3回

2015.10.22

石井恭子教授の「理科教育の実践」の研究授業が実施されました。
今回は月の満ち欠けと動きについて、小学校6年生の指導内容を検討しました。太陽と地球と月の3者が互いに動き、しかも地球と月が公転と自転をするのですから、子どもたちに理解させるのは簡単ではありません。
太陽に見立てた電灯と月に見立てたスチロール球を実際に操作しながら、どのようにして子どもたちにイメージを持たせるのか、どのようにしてそれを言語化させていくのか、等々について、院生たちは真剣に考えました。
教科書にも問題点があることなども含め、様々な視点から活発に論議がなされました。
授業後は、教授陣によるディスカッションです。講義の目標に照らして、院生たちがどのような能力を獲得したか、講義の進め方や、実験方法は適切だったか等について、今後に活かすための検討が行われました。