教員紹介

山口 圭介(教授)・研究科長

専攻分野

教育哲学/道徳教育学/インターンシップ

担当科目

心の教育と道徳教育/道徳授業の研究と実践

経歴

神奈川県生まれ。玉川大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学。東北女子短期大学専任講師・助教授、玉川大学教育学部准教授・教授。この間、玉川大学、東北女子大学などで非常勤講師を務める。2005年度、日本保育学会課題研究委員会 研究協力者、2008年度、文部科学省幼児教育の改善・充実調査 調査研究実行委員。

主要著書・論文

『ペスタロッチー・フレーベル事典』(共著:玉川大学出版部)、『教職概論』(共著:玉川大学出版部)、『インターンシップ入門』(共著:玉川大学出版部)、「ペスタロッチーの教育思想における「従順」の概念について―『神に対する信仰』から導かれる「従順」の構造と性格―」(単著:日本ペスタロッチー・フレーベル学会紀要『人間教育の探究』)、「小原國芳の道徳教育論の性格と今日的意義― 混迷する道徳教育からの脱却を目指して ―」(単著:『玉川大学全人教育研究センター年報創刊号』)、「教育分野における就業体験の現状と課題」(単著:『玉川大学教師教育リサーチセンター年報第4号』)ほか。

伊藤 美紀(教授)

専攻分野

学校経営/教師教育/教育行政/食育

担当科目

教育課程編成の研究と実践/教員の在り方と資質の向上

経歴

宮城県生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。宮城県立高等学校教諭、神奈川県立高等学校教諭を経て、神奈川県教育委員会高校教育課指導主事となる。その後、神奈川県立舞岡高等学校教頭、神奈川県立川崎高等学校副校長、神奈川県立舞岡高等学校校長、神奈川県立松陽高等学校校長を務める。

主要著書・論文

「神奈川県立高等学校教育課程編成基準」(共著:神奈川県教育委員会)、「神奈川県立高等学校教育課程編成の指針」(共著:神奈川県教育委員会)、「目標に準拠した評価・観点別評価の手引き【改訂版】」(共著:神奈川県教育委員会)、「高等学校教育課程研究集録」(共著:神奈川県教育委員会) 、「高校生向け食育リーフレット」(共著:神奈川県教育委員会)、「家庭科教育のさらなる充実に向けて~生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる~」(共著:全国高等学校長協会家庭部会)他。

今井 勉(教授)

専攻分野

学校経営/教育行政/学校評価/コミュニティ・スクール

担当科目

公教育と学校組織/学校経営の実践と課題/学校経営の研究と実践/学校の社会的役割と教員の服務

経歴

福島県福島市生まれ。東北大学理学部地球物理学科卒業。相模原市立中学校教諭として20年の勤務を経て相模原市教育委員会総合学習センター指導主事、学校教育課担当課長、教職員課主幹、学校教育課長を歴任。その後、相模原市立夢の丘小学校校長、中央中学校校長、神奈川県公立中学校長会会長を務める。相模原市教育課程課題検討委員(2016)かながわ学力向上支援連絡協議会委員(2019)神奈川県産業教育審議会委員(2020)

主要著書・論文

梅田 比奈子(教授)

専攻分野

社会科教育/人権教育/生徒指導

担当科目

生徒指導の理論と実践/授業デザインの研究と実践/社会科学習デザイン研究

経歴

神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒業後、横浜市立小学校教諭、主幹教諭として勤務。その間、横浜国立大学大学院教育学研究科で社会科教育を専攻し修了。その後、横浜市立小学校副校長、横浜市教育委員会で指導主事(小中学校教育課、南部学校教育事務所)、主任指導主事(人権教育・児童生徒課)横浜市立小学校長を歴任。この間、法務省法教育推進協議会小学校教材部会構成員、文部科学省学習指導要領実施状況調査(小学校社会)問題作成委員、文部科学省学習指導要領実施状況調査(小学校社会)結果分析委員、文部科学省 学習指導要領等の改善にかかる検討に必要な専門的作業協力者、関東、神奈川県、横浜市それぞれの小学校社会科研究会会長を務めた。

主要著書・論文

「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編」(文部科学省)、「法教育推進協議会・小学校教材作成部会作成資料情報化社会を生きる~情報の受け手・送り手として」(法務省) 「キー・コンピテンシー」に基づく学習指導法のモデル開発に関する研究―思考力・判断力・表現力の育成と「言語活動の充実」を図る学習のあり方 市民性教育におけるNIEの有効性 キー・コンピテンシーの育成を目指して」(共著国立教育政策研究所)、「子どもたちにとって、切実性のある人権教育とは~在日韓国・朝鮮人児童と共に生きるために~」(日本社会科教育学会)「法教育の現状と可能性 シチズンリテラシーを考える‥法教育の可能性」(共著:法と心理学会) 「社会科におけるダイバーシティに関する授業実践等についての意識調査報告―学会員に対するアンケート調査を通してー」(共著:日本社会科教育学会)「社会科教育の今を問い、未来を拓く 日本社会科教育学会編」(共著:日本社会科教育学会)社会科を好きになる教育への手立て~混迷を切り開く学力の育成~(共著:黎明書房) 「「いじめ」根絶!横浜メソッド」(共著 学研教育みらい)他。

久保田 善彦(教授)

専攻分野

教科教育学/理科教育学/科学教育/教育工学

担当科目

教科授業技術の研究と実践/コンピュータと教育/理科学修デザイン研究

経歴

茨城県生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了後,茨城県公立小学校教諭および公立中学校理科教諭として15年あまり勤務。傍ら,上越教育大学大学院修士課程,兵庫教育大学大学院連合大学院博士課程を修了。上越教育大学教職大学院,連合大学院博士課程,宇都宮大学教職大学院で研究教育にあたる。科学概念の変容と授業デザイン,先進技術を利用した教材開発,教科教育全般の授業改善等の研究を行っている。

主要著書・論文

『テンプレートでわかる算数・理科のクラウド活用』(2021 東洋館出版社),『GIGAスクールで実現する新しい学び』(2021 東京書籍),『これならできる小学校教科でのプログラミング教育』(2018 東京書籍),「局所的会話を保障した遠隔講義が授業雰囲気に与える影響」(2021 日本教育工学会論文誌),「月の満ち欠けの学習における空間的視点取得の特徴」(2021 理科教育学研究),「自分の分身をイメージする」(2020 理科の教育),「一斉授業において公的発話が私的発話に移行する過程の研究」(2019 臨床教科教育学会誌),「ユニバーサルデザインを取り入れた理科授業」(2019 理科教育ニュース),「グループ活動中の教師の注視と発話に関する事例研究」(2019 宇都宮大学教育学部紀要),「小集団の議論と個人の振り返りを保証したワークショップ型授業研究の実践」(2016 教育システム情報学会誌)など。詳しくは,https://www.kubota-lab.net/ をご覧下さい。

谷 和樹(教授)

専攻分野

授業論/教育技法/学級経営/教材開発/ICT/社会科指導

担当科目

学級経営の実践と課題/授業技術の研究と実践/教材開発と授業実践/教科授業技術の研究と実践/コンピュータと教育/社会科学習デザイン研究

経歴

北海道札幌市生まれ。神戸大学教育学部初等教育学科卒業。兵庫県加東市立東条西小学校、滝野東小学校、滝野南小学校、米田小学校教諭として22年間勤務する。その間、兵庫教育大学修士課程学校教育研究科において教科領域教育を専攻し修了。

主要著書・論文

「教師のベーシックスキル 7+3(1)(2)」(教育技術研究所)、「みるみる子どもが変化する「プロ教師が使いこなす指導技術」」(学芸みらい社)、「子どもを社会科好きにする授業」(学芸みらい社)、新・授業づくり&学級経営: 365日サポートBOOK(全六巻)(学芸みらい社)、「授業で"学び方技術"をどう育てるか-学年別系統化細案」(明治図書)、「3年生の「学習技能」を鍛える」(明治図書)、「谷和樹の学級経営と仕事術」(学芸みらい社)、「教材研究にこだわる社会科授業の組み立て方」(明治図書)、「インターネットランドを使った授業を創る」(明治図書)、「社会科教科書プラスワン補充教材集3・4年」(明治図書)、「社会科教科書プラスワン補充教材集5年」(編著 明治図書)、「社会科教科書プラスワン補充教材集6年」(編著 明治図書)、「どうすればいいの?研究・研修の悩みQ&A事典」(編著 明治図書)、「社会科授業はインターネットで進化する」(編著 明治図書)、「出来る情報教育なんでも相談小事典」(編著 明治図書)、「技量検定で身につける「プロの技」」(編著 明治図書)、「小学校の「歴史」を26場面で完全理解」(編著 PHP研究所)、「発達障害のリハビリテーション: 多職種アプローチの実際」(共著 医学書院)、「道徳の難問・良問テーマ50=1問選択システム」(明治図書)、「合格する“指導案・学級経営案"のたて方・つくり方」(明治図書)、「めっちゃ楽しい校内研修ー模擬授業で手に入る?黄金の指導力"」(共著 学芸みらい社)、「小学校の算数 つまずきのポイントを1日で攻略」(編著 扶桑社)、「小学校の国語 つまずきのポイントを1日で攻略」(編著 扶桑社)、他。

髙岡 麻美(教授)

専攻分野

社会科教育/学校経営/特別活動/特別支援教育

担当科目

生徒指導と特別活動の実践と課題/学校の社会的役割と教員の服務/社会科学習デザイン研究/教育実践学研究

経歴

東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業後、東京都公立中学校社会科教諭(3校)・主幹教諭(1校)・副校長(2校)・校長(3校)として、38年間勤務。その後、玉川大学教師教育リサーチセンター教職サポートルーム客員教授を務める。その間、東京都教育研究員(中学校社会科)、東京都研究開発委員会中学校社会科開発委員長、文部科学省高校における特別支援教育の推進に関する調査研究協力者会議委員、全国中学校社会科教育研究会会長、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長会副会長、東京都中学校長会副会長、消費者教育推進会議委員、北方領土問題対策協会理事などを務める。

主要著書・論文

「小・中学校 管理職のためのよくわかるインクルーシブ教育 Q&A」(共著:開隆堂出版)、「中学校 学級担任のためのよくわかるインクルーシブ教育 Q&A」(共著:開隆堂出版)、「中学校教育課程実践 社会」(共著:ぎょうせい)、「すぐに役立つ教頭・副校長ハンドブック」(共著:教育開発研究所)、「教科専門性をはぐくむ教師教育」(共著:東信堂)、「社会参画につながる社会科指導の工夫―知・情・意に着目してー」(「玉川大学教員養成研究第6号」ほか

田原 俊司(教授)

専攻分野

教育心理学/教育相談/カウンセリング

担当科目

教育相談と特別支援教育の実践と課題/教育相談の理論と実践/学校カウンセリングの技法/発達障害への対応と方法

経歴

山口県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程教育心理学専攻単位取得後退学。神田外語大学教職課程専任講師・助教授、都筑教育問題研究所所長、岐阜聖徳学園大学教育学部・大学院国際文化研究科教授、岐阜聖徳学園大学国際交流部部長・評議員。この間、明治学院大学、和光大学、東洋大学、東海大学、お茶の水女子大学大学院等で非常勤講師を務める。また、在外研究として米国カリフォルニア大学バークレー校心理学部客員研究員、(財)こども教育支援財団ディレクター等を歴任。

主要著書・論文

「児童心理学」(共著 八千代出版)、「社会の中の言語―記号・人間・環境の相互作用―」(共著 文化評論出版)、「いじめ相談室―ベテラン教師からのメッセージ―」(編著 八千代出版)、「現代教育への視座―教育学試論―」(共著 八千代出版)、「内容研究:領域言葉」(共著 北大路書房)、「「いじめ」考―「いじめ」が生じる要因と対策について―」(八千代出版)、「心の健康相談室」(健学社)、「子どもの気になる症状と問題行動――背景とその対応法――」(健学社)、「心の健康教育」(健学社)、「神経症の行動療法―新版行動療法の実際―」(共訳 黎明書房)、「心の理論(上・下)」(監訳 八千代出版)他。

成川 敦子(准教授)

専攻分野

特別支援教育/臨床発達心理学/学校心理学

担当科目

特別支援教育の理論と教育/教育相談と特別支援教育の実践と課題/特別支援教育と医療/特別支援教育研究/発達障害の理論と課題/学校課題研究入門/学校課題研究/学校実践研究/教職専門実習A/教職専門実習B/教職専門実習C(中・高)/教職専門実習D(中・高) 教職実践演習(小)

経歴

東京都生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業。私立女子高校及び東京都立特別支援学校教諭として35年あまり勤務。傍ら、東京学芸大学大学院教育学研究科特別支援教育専攻修士課程、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程を修了。臨床発達心理士、学校心理士、ガイダンスカウンセラー、公認心理師。

主要著書・論文

「これからの数学1」(共著:数研出版)、「これからの数学探求ノート1」(共著:数研出版)、「保育学用語辞典」(共著:中央法規出版)、「シリーズ 教室でできる特別支援教育7―教室で行う特別支援教育のアイデア 続 中学・高等学校編-」(共著:図書文化社)、「特異的発達障害 診断・治療のためのガイドライン-わかりやすい診断手順と支援の実際-」(共著:診断と治療社)、「算数困難を伴うLD児における算数的思考の偏りに関する研究―算数的思考課題の達成順序の基準値に基づく検討―」(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科「学校教育学研究論集」)、「LD児の論理的思考の特徴に関する研究―算数文章題による検討―」(共著:一般社団法人日本LD学会)他

西村 秀之(准教授)

専攻分野

小中高等学校英語教育/第二言語習得

担当科目

児童英語の研究と方法/児童英語の実践/発達障害の理論と課題

経歴

神奈川県横浜市生まれ。東京学芸大学教育学部中学校教員養成課程英語科卒業後、横浜市立中学校3校、同 高等学校に勤務。その後、横浜市教育委員会事務局 指導部 国際教育課 指導主事、学校教育企画部 教育課程推進室 主任指導主事を務める。その間、東京家政大学 人間生活学総合研究科 英語・英語教育研究を専攻し修了(文学修士)。中学校勤務時に、言語習得等を踏まえた英語授業カリキュラム「5ラウンドシステム」を考案、実践。その「5ラウンドシステム」に関連する研修、講演多数。また、JETプログラム来日直後オリエンテーション講師(文部科学省 2010年度)、中学校外国語科の移行期間における指導資料の開発に関する検討委員会(文部科学省 2018年度)などを務める。文部科学省優秀教職員、横浜市優秀教員、横浜市優秀教員奨励賞受賞。

主要著書・論文

「英語運用能力が伸びる 5ラウンドシステムの英語授業」(共著 大修館書店)、「ジュニア・アンカー英和辞典 第5版」(編集・監修 学研)、「アクティブ・ラーニングを位置づけた中学校英語科の授業プラン」(共著 明治図書)、「資質・能力を育成する授業づくり 指導と評価の一体化を通して」(共著 東洋館出版社)、「教科書を繰り返し使って言語材料の「定着」を図る」(共著 「英語教育」大修館書店)、「1年間で教科書を5周する「横浜5Round System」という新たな取り組み」(単著 「英語の先生応援マガジン」アルク)、「「5ラウンドシステム」の実際」(単著 「リーダーズ・ライブラリー」ぎょうせい)、「横浜5 Round System~ 1年に教科書を5回くり返す中学校英語授業 ~」(授業・解説 ジャパンライム DVD)、他

松本 修(教授)

専攻分野

国語教育学/臨床教科教育

担当科目

授業デザインの研究と実践/教科学習の研究と実践/教員の在り方と資質の向上

経歴

栃木県宇都宮市生まれ。宇都宮大学大学院修士課程教育学研究科修了。筑波大学人間学類を卒業後、栃木県立高等学校国語科教諭として13年あまり勤務。実践研究団体 Groupe Bricolage を設立。傍ら修士課程、筑波大学大学院教育学研究科研究生として学ぶ。上越教育大学に移り、国語コース、学習臨床コース、教職大学院、連合大学院博士課程で研究教育にあたる。文学教材の教材研究、国語科授業における相互作用の臨床的研究を基板にした読みの交流の研究、言語活動の成立条件に関する研究を中心に行っている。学校での授業研究の指導については、教科の枠を超えて相互作用にに支えられた深い学びを探究している。学校図書小学校国語科教科書・中学校国語科教科書の責任編修委員。公益財団法人教科書研究センター特別研究員。一般財団法人教員養成評価機構アドバイザー。

主要著書・論文

『その問いは、文学の授業をデザインする』(松本修・桃原千英子共編著 2020 明治図書 『〈問い〉づくりと読みの交流の学習デザイン』(松本修・西田太郎共著2020明治図書)『その問いは、物語の授業をデザインする』松本修・西田太郎編著 2018学校図書)『読みの交流と言語活動―国語科学習デザインと実践』(2015 玉川大学出版部)『文学の読みと交流のナラトロジー』(2006 東洋館)
「情景描写を〈読む〉ことの意味」『国語科学習デザイン』第5巻第2号 2022.1 ・「「灯台」における象徴表現と交流のための〈問い〉―教職課程の学生による〈問い〉の創出と読みの交流―」『教師養成研究紀要』第10号 玉川大学教職大学院(松本修・桃原千英子共著)2019.3 「国語科における論理の意味とその問題」『月刊国語教育研究』No.559 2018.11 「埋められない空所―「海の命」の語りと読み―」『国語科学習デザイン』第2巻第1号 国語科学習デザイン学会 2018.10 「「おにたのぼうし」における空所と語り」(共著:西田太郎)『国語科学習デザイン』第1号 国語科学習デザイン学会 2018 「「きつねのおきゃくさま」における誤読にみる読みのモード」(共著者 佐藤多佳子)『臨床教科教育学会誌』第16巻第2号 2016