玉川学園低学年授業公開に参加しました

2013.02.01

1月30日(水)に、玉川学園低学年(1-4年)にて「授業目標達成のためのICT活用」というテーマで授業公開が行われました。
教員や企業の方々など、多くの方々が参観されました。教職大学院生数名も授業を参観させていただきました。
最初に、渡瀬教育部長より、玉川学園小学部のICT活用についてのお話がありました。玉川学園低学年では、昨年度の夏に全教室に電子黒板を導入したそうです。
授業公開では8教科の授業を1つずつ公開されていました。どの授業でも、電子黒板や実物投影機などのICTを活用した展開でした。
授業後はパネルディスカッションが行われました。教職大学院の堀田教授による進行のもと、「日常の授業においてどのようなICT活用をしているか」「全校の先生方のICT活用の取り組み」「玉川学園のICT活用の現状」について、パネリストの低学年の先生から説明がありました。
堀田教授や低学年の先生方の話を聞きながら「ICTの活用は主たる目的ではなく、何かを達成させるためのものであること」「ICTの活用によって、全てを変えるということではなく、今まであるものを残しつつ、新しい道具としての可能性を試行錯誤していくことが大切であること」を学びました。
私の学校課題研究のテーマは「基礎学力の向上を図るためのICT活用の継続に関する研究」でした。私自身も、「基礎学力の向上を図る」という主たる目的があり、その手段としてICTを用いるという研究でした。教科指導においてICTを活用するポイントを今回の授業公開から改めて学ぶことができました。

堀田教授、渡瀬教育部長をはじめとした玉川学園低学年の先生方、ありがとうございました。

(現職院生・Y.K.)