秋学期の講義から

2012.12.12

「学校の社会的役割と教員の服務」のことについて書きます。
この講義は秋学期の月曜日1-2限にあります。主に前半の「学校の社会的役割」を小松郁夫教授が、後半の「教員の服務」を井出一雄教授が講義してくださいます。
最近は、学校組織改革論や教職員の服務、学校事故と責任、学校における危機管理などについて学んでいます。先週と今週の講義内容は教職員の服務についてでした。一向になくならない服務事故根絶に向けて先週、(1)体罰(2)セクハラ(3)個人情報の事例研究を行い、関係法規・原因・課題・解決策を検討しました。12月10日の講義では、それをもとに指導主事グループ、管理職グループに分かれて服務事故をなくすための研修資料を作成し、一人一人発表しました。教職員の意識改革と学校の管理システムが議論の争点になりました。学校現場の現状と課題を話し合い、井出教授や現職院生から具体的なアドバイスをいただくことができました。
この後はいただいたアドバイスをもとに、資料を修正して提出することになります。来年度すぐに使えるような資料を作成したいと思います。

(現職院生:S.Y.)