日本教職大学院協会シンポジウムに参加しました

2012.12.11

12月9日(日)に、日本教職大学院協会シンポジウムが神保町の学術総合センターで行われました。そのイベントの一つとして行われた大学院生による研究成果発表会(ポスターセッション)で、玉川大学教職大学院の代表として、発表させていただきました。
私の研究のテーマは「説明的文章の学習指導法の研究-事実と意見の関係に着目した教材分析を通して‐」です。事実と意見の関係に着目すると、小学校段階における教科書教材の文章は5つの型に類型化できること、文章を読むときに必要な力として30の要素を明らかにしたことなどを発表しました。7分という短い時間での発表でしたが、内容を精選し課題を把握するとてもよい機会となりました。

ポスターセッションの合間には、全国の教職大学院の学生、修了生、教授が、次々に私のポスターの前に来てくださり、質問やご意見を寄せてくださいました。自分の研究テーマについて、様々な視点からご指摘いただき、大変勉強になりました。
他大学の方々に、学生の興味関心に基づいた課題設定をしていること、時間のある学生らしく分析をしっかり行っていることなどを誉めていただきました。私たちのやりたいことを大事にしてくださり、懇切丁寧にご指導くださる玉川大学の教授の先生方と雰囲気、カリキュラムに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これまで、学校課題研究をご指導していただきました井出教授ならびに当日ご指導いただきました長野教授、阿久澤教授、田原教授に感謝申し上げます。 また、当日、5名の現職の皆様にも来ていただき、本当にうれしかったです。ありがとうございました。

(現職院生:O.S.)