学級づくりのポイント

2012.12.11

「学級経営の実践と課題」では、学級経営の理論を学んだり、実際に学級経営案を書いてその指導案を基に受講生で議論したりしています。今回は古川准教授の指導のもと、経験の浅い先生の悩みについて管理職、指導主事、学校のリーダーとしてどう対応するのかをテーマに授業が行われました。「教師になっての悩み」「学級づくりについての悩み」「授業づくりについての悩み」という3つの視点でグループに分かれて話し合い、それぞれ発表しました。
「教師になって」グループでは、経験の浅い先生は様々な悩みを抱えていると考え、教室を回ってその先生の状況を把握したり、相談に乗って悩みを整理したりするなどの対応が必要である、また何でも気軽に話せる雰囲気づくりも大切だと発表しました。
「学級づくりについての悩み」グループは、保護者の対応、理想と現実のギャップについて、学級の様子を学級通信等で伝えながら保護者と協力することや目の前にいる子どもをしっかり見ることを伝えていくべきであると発表しました。
「授業づくり」グループは、授業の進め方とポイント、教材の見方等を教えるために、自分の授業を見せること、具体的に授業技術を教えること、教材研究を一緒におこなうことが大切だと発表しました。
学校現場には経験の浅い先生が増えました。これからさらに新規採用の先生方が増えることが予想されます。しかしながらそのサポート体制は未確立な部分も多いかと思います。サポート体制を確立するためにも、この授業で学んだことを来年度以降、学校で実践していくことが大切だと思いました。

(現職院生:I.I.)