教職大学院連携協議会委員による訪問がありました(その2)

2012.11.15

毎週木曜日5・6時限目には、現職院生対象の『教育課程編成の研究と実践の』授業が行われています。この授業は春学期にストレートマスター院生が受講し、秋学期が現職院生のみで行われており、指導者は堀田教授と澤田准教授です。
今回は、東京都教職大学院連携協議会の委員の皆様が、現職院生対象の講義をご参観されました。 先般より課題として出されていた、自分が校長だったらと仮定した上での、自分の学校経営方針に基づいた理想とする週時程表についてグループで話し合いをしました。
私たちのグループでは、(1)学校の特色を生かす (2)児童の視点に立つ (3)教職員の視点に立つ、という3点を念頭に週時程表は作成しなければならないとまとまりました。これまでの固定観念を取り払い、新しい角度で考えていくことも意味あることだと分かりました。

授業後半はグループを替えを行い、私たち管理職候補者グループでは、指導主事の立場として学校にどのような指導助言ができるのか検討を行いました。
まずは、(1)学校の特色が生かされているか、(2)児童にとって適切な生活リズムとなっているか、(3)教職員の勤務時間や会議の時間の確保ができるか、(4)学校評価の結果からどのような改善がされているのか、など観点を明確にした確認作業をしなければならないと考えました。
そして、各学校がよりよい教育を実現させるためにも、指導主事として、きちんと学校側が説明責任を果たせるか教育課程のヒアリングの際に指導助言することも大切であることを感じました。

授業終了後、大研究棟に移動し、東京都派遣の現職院生と、来年度東京都に新規採用予定のストレートマスターが同席し、玉川大学教職大学院での学びについて話し合いが行われました。
私は、管理職候補者代表として、学校課題研究がどのようにして理論と実践の往還に結びついているのか発表を行いました。
教職大学院連携協議会の委員による教職大学院訪問によって、ぜひ多くの方に、この玉川大学教職大学院での学びの深さを知っていただきたいと思いました。本日はありがとうございました。

(現職院生・U.S.)