教職大学院FD授業研究が行われました

2012.10.22

玉川大学教職大学院では、年に4回、教職大学院の教員が大学院生に対して行う授業を対象とした授業研究を行っています。10月18日(木)は、今年度第2回目のFD授業研究でした。
今回の研究授業は、谷准教授による「ICTの実践的授業活用」でした。この授業では、算数における分数の導入、または約数から公約数への指導場面を想定した学習指導案の検討、という2つのテーマに分かれて議論しました。実物投影機やスマートボードが用意され、院生がグループに分かれ、検討した授業の導入部を発表しました。
その後、ICT活用についてメリットとデメリットを検討しました。
ポイントは
1 児童が図などを操作できるように
2 目線など児童とのやりとりに注意
3 発達障害児童の学習に有効
などでした。
ICT活用以前に、そもそも良い授業として成り立っていることが大切な事で、ICTを児童の「わかった!」につなげるためにどう生かしていくかは教師の知識と技術にかかっています。私たちが絶えず進歩し続ける必要性を感じました。
また、講義中に紹介された谷准教授の授業実践の映像では、児童が課題に対して生き生きと学習する姿が印象的でした。私たちにとっては、この映像そのものが生きた教材でもあり、目標でもあります。
来春には、それぞれの任地に別れていく私たち院生ですが、がんばろうと思います。

(ストレートマスター2年・I.S.)