東京都教職員研修センター実務研修(前半)

2012.09.10

東京都教職員研修センターにおける5日間の実務実習がありました。私たち東京都からの玉川大学教職員現職院生メンバーは、夏季休業中に実習をさせていただきました(他大学の教職大学院生とも交流を深められることができました)。
現職院生の配属先は、教育経営課、専門教育向上課、授業力向上課とさまざまでした。
私は、最初の3日間は教育経営課にお世話になりました。指導主事の先生方から、会議資料づくりや資料発送の準備など、さまざまなお仕事をいただき、この3日間温かいご指導をいただくことができました。
3日目には、都立学校副校長研修と都立学校新任副校長・新任経営企画室長合同研修分科会の司会をさせていただき、多くの副校長先生方や企画室長の皆様の救いの手に感謝いたしながら、終えることができました。そして、指導主事の先生方や行政職の皆様の、「研修されているみなさんが気持ちよく研修を受けられるように、常に全体の状況を確認し行動なさる姿」は、研修を受ける身だったこれまでの自分には気づけていなかった、陰ながらの心配りに感動しました。
教育経営課では、お忙しい中、教授の先生方からたくさんお話しかけていただき、統括指導主事の先生方からも、「区市町村教育委員会と都教育委員会(研修センター)の職務について」や「人権教育について」のご講義をしていただきました。
そして、教育開発課長よりこれからの「これからの東京都教職員研修センターについて」や「指導主事としての心得」など熱い思いを教えていただきました。中でも、「指導主事は、学校を元気にすることだと思います。常に謙虚に学校とともに学ぶ姿勢・態度があなたを成長させます。」のお言葉は、これから指導主事として歩む際の心の支えになる力強いメッセージをいただきました。
今の私たちにできること。それは、秋学期もしっかりと教職大学院で学び、学んだことを、来年以降、それぞれの道で生かしていくことだと強く心に思いました。だからこそ、この秋学期の授業もしっかりと学んでいきたいと思います。

(現職院生・U.S.)