夏期集中講義「心の教育実践研究」最終日!

2012.08.10

8月5日(金)「心の教育実践研究」の5日目、最終日となりました。
これまでの4日間の講義・実践を生かして、いよいよロープスコースでハイエレメントに挑戦です!挑戦にあたってもう一度、メンバーでつくったbeingを確認し合いました。
次に、トラストリーンの体験です。2~3人組で信頼して人に身体を預けることを体験し、チーム全員に支えられる感覚や安心感も体感しました。
いよいよロープをもって「ビレイ」の仕方の練習です。上に登るチャレンジャーをロープ一本で支える重要な役割です。初めはみんな苦労していましたが、次第にその眼は真剣になっていきました。3人の先生方の丁寧なご指導もあり、何とか挑戦する時を迎えました。一人一人にそれぞれの挑戦がありました。これまで学んだことを意識したチームでの声かけ、相手に委ねるという信頼、自分と向き合うこととの闘い…いろいろなドラマがある中、どのメンバーもCゾーンを飛び出そうとするチャレンジができました。 「自分への挑戦で、新たな自分発見があった。」、「目標達成も大事だが、その過程で得ることが大きい。」、「協力してやり遂げた時の爽快感を味わえた。」、「現場に戻って、クラスに生かせることがたくさんあった。」などの5日間を全員で振り返りました。
私が学んだことは、対話を通して目標を設定したり、共有したりしてチーム力を高めることの大切さ、そして、『自己理解』『「他者理解」『学び方』の3要素の中でも「自己理解」に関わることでした。
最後に先生が「今回の夏季集中は、アドベンチャーの始まりであり、新たな冒険のスタートだ。」という言葉を残してくださいました。それぞれがこれからの人生について考えるきっかけになったと思います。
5日間、苦難を共に乗り越えた仲間達、そして私たちに素晴らしい学びをユーモア交えて教えて下さった難波先生、いつも優しく励ましてくださったスタッフの村井先生、一緒にチームに加わってくださったゲストの白鳥さんに心より感謝いたします。ありがとうございました。

(現職院生・N.Y.)