講演会に参加しました(1)

玉川学園の講演会に参加しました。「思考スキルを育てる授業」というテーマで、関西大学の黒上晴夫教授がお話しくださいました。関西大学初等部の実践の紹介や、私たち参加者が実際に思考する体験があり、短い時間で多くのことを学びました。
黒上教授によると、シンキングツールという図を用いて思考をさせるそうです。シンキングツールにはベン図、Yの字そのままの形をしたYチャート、蝶の形をしたバタフライチャートなどがありました。ベン図は、あるものを比較する時に有効で、共通点と相違点を書き込んでいくことで、2つのものの関係がはっきりとわかります。ベン図は、数学の集合の学習で使われるイメージでしたが、まさか思考の場面で活用できるとは思いませんでした。シンキングツールを使うことで、自分の考えを整理したり客観的に物事を見たりすることがスムーズにできると感じました。実際の授業で、特に国語科の授業において活用したいと思います。
講演会に参加する機会を与えてくださった堀田教授、丁寧にお話してくださった黒上教授に感謝いたします。ありがとうございました。

（ストレートマスター1年・K.S.）