玉川学園中学年校舎の参観で気持ち新たに

2012.06.08

私立学校をよく知らない現職院生にとっては、校舎、システムと驚くことばかりです。公立学校と違う様子を楽しみにしながら見学させていただきました。なんと言っても、教育環境が素晴らしい! 子どもたちの学びの環境としてはもちろんですが、先生方にとっても、自分のやりたい指導が実現できる環境が整い、うらやましい限りでした。環境では、玉川学園にかなわない分、公立の現職教員はせめて指導力で勝負するべく、教職大学院でしっかり学ぶしかない! 授業、学校課題研究……がんばって取り組みたいと思います。
今日の参観で心に残っているのは、教育部長の酒井先生のお話に出てきた「教育ニーズの多様化にどう対応していくべきか」という言葉です。今の教師にとっての宿題になるような言葉のように感じました。子どもたちの心身の成長や彼らを取り巻く社会情勢を、教員や学校がしっかり捉えて教育の在り方を考えていく必要があること。また、教師が「当たり前」としてきた概念を子どもの視点に立って「これでいいのか」と常に問い直しながら教育の在り方を考えてことも大切であること。お話を伺いながら、酒井先生のお話を私なりにこのように解釈しました。1年後に現場に戻った時には、子どもたちと向き合いながら、宿題の答えを探してみたいと思います。

(現職・H.M.)