各校の週時程表の比較・検討をしました

2011.10.14

教職大学院の堀田教授による「教育課程編成の研究と実践」の講義で、各校の週時程表を持ちより、比較・検討をしました。
週時程表は、各校の学校経営上の信念が反映されており、様々な工夫が盛り込まれています。分析してみてわかったこととして、以下のような観点が上がりました。

○登校の時間
○1時間目の開始時刻
○1時間目開始までの時間の使い方
・朝読書
・朝の会や健康観察
・○○タイム
・基礎・基本の習得
・English Time
○2時間目と3時間目の間の休み時間の呼び方
・中休み
・遊び時間
・放課
・20分休み
○清掃の時間
・給食の後すぐに清掃
・昼休みを行ってから清掃
・放課後に清掃
○清掃の回数
・毎日実施
・水曜日はなし
・水曜日は簡単清掃
・低学年清掃・高学年清掃・全校清掃の日を分けて実施
○クラブ・委員会活動の時間や開始時刻
○完全下校の時刻

これらのことをしっかり考えて初めて週時程表が出来上がります。これらの分析結果をもとに、各自が理想と考える週時程表を作成して発表しました。それぞれの考えやこだわりが盛り込まれた週時程表が出来上がりました。
現職院生の私たちは、週時程表を毎年全職員で検討し、児童のことを考え、よりよいものになるよう改善を加えています。しかし、細かい点に学校経営上の信念がこんなに反映されており、教育課程の編成要素として重要なものであることを、今回の講義であらためて振り返ることができました。今回の講義で学んだ、いろいろな学校の工夫や考えを、今後の参考にしていきたいと思います。

(現職院生・M.H.)