外国語活動研究会に参加しました

2011.10.13

10月12日(水)に、玉川大学リベラルアーツ学部の佐藤久美子教授のご指導のもと、大田区立東調布第三小学校の授業研究会に、教職大学院ストレートマスターの山田、現職院生の高橋が参加させていただきました。
まず、始めに6年生の研究授業を拝見しました。単元名は、「行ってみたい国を紹介しよう」です。児童がそれぞれ旅行代理店の店員に扮し、前時に調べた国についてお客さん役の児童にPRする活動です。

1つのグループについて3つのグループのプレゼンを聞き、聞いている人は、その中で気に入った国名を挙げます。挙げられた国名のプレゼンをしたグループには、星のシールがもらえます。例えば、アメリカならこんなふうです。"We like America. I like Statue of Liberty. It's big. I like Grand-canyon. That's all." 3つのグループのプレゼンを聞き、どこの国に行きたいかを答えるという活動です。

研究会では、Activityの5つのポイントとして、(1)Smile(2)Clear voice(3)Eye contact(4)Good PR(5)Listen carefullyが挙げられていました。私は、以前から、外国語活動で、自分の思いをもった活動として、グループでのプレゼンを考えていたので、たいへん関心をもって参観させていただきました。相手に「伝える」ことの楽しさを味わう意味でも、素晴らしい授業だったと思います。
佐藤教授は、「(1)目的のあるコミュニケーション(2)必然性のあるコミュニケーション(3)リシプロカルティーチング(相互作用)」が重要である」とおっしゃっていました。ゲーム性を求めたペアワークよりも、グループで話し合って、いいプレゼン内容にしようとする今回の活動の方が、コミュニケーションの楽しさを味わうという点で、大きな意味をもつと感じました。
今回、参加させていただいた大田区教育研究会外国語活動部の皆さん、佐藤先生、ありがとうございました。

(現職院生・T.G.)