玉川学園について学びました

2011.10.11

木曜日には、坂野教授と西村准教授による「教員の在り方と資質の向上」の講義があります。現在、坂野教授によって、学校の意味や教員とは何かを学んでいます。これまで、「教員養成の歴史」「戦後の教師観」「教師観の変遷」などについて、社会的情勢に照らし合わせて学びました。なぜ、50代教師が多いのか、戦後直後の教師はどれぐらいの地位で見られていたのか、など、興味深い事象について正しい知識を教えていただいています。
10月6日(木)は、現職院生の葛西先生に、玉川学園の教育について教えていただきました。葛西先生は玉川学園のミドルスクールの社会科の先生です。現職院生として我々とともに一緒に学んでいます。「全人教育と教師―小原國芳と玉川学園の教育―」というタイトルで、パワーポイントを使って、詳しく教えていただきました。なぜ、玉川学園はできたのか、創立者の小原國芳の生い立ちや教育理念などについて学びました。
この後、坂野教授によって、当時の教育の歴史との関連性や、現在の玉川学園のシステムについてフォローアップしていただきました。日頃から、玉川大学の教職大学院で学ぶことの素晴らしさを感じることが多いのですが、現職の仲間に玉川学園の先生がいて、その方から、こういった貴重な情報を教えていただける機会があることに改めて感謝します。

(現職院生・T.G.)